滋賀大学 GUIDE BOOK 2026
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校時代、明確な志望学部がない中で「日本初」の滋賀大学データサイエンス学部を知り、最先端の学びに魅力を感じ進学しました。在学中に経験した深圳での海外研修では、中国の学生との交流を通じて視野を広げることができ、データ活用の可能性を実感する素晴らしい経験となりました。また大学院では企業との共同研究に取り組み、実践的なスキルを身につけました。現在は近鉄情報システムに出向しており、「KIPS(近鉄グループ共通ポイントサービス)システム」の運用・開発を担当し、AWSを活用したインフラ設計にも携わっています。若手のうちから案件の主担当を任される環境で成長を実感しながら、システム開発や関係者との調整業務に取り組んでいます。滋賀大学で培った論理的思考力やグループワークの経験が、現在の仕事の基盤となっており、特に研究室での学び3chapter岩佐さんが描く未来ITとデータの力で、新しい価値を生み出せる環境をつくりたいは、課題解決の手法や物事を筋道立てて考える力につながっています。これらの経験を活かし、今後もITを通じた価値創出に貢献したいと考えています。データ活用の重要性が高まる中、日本ではその理解や実践が進んでいないのが現状です。私は総合職情報系として、業務の中でデータ活用の面白さを広め、グループ全体の推進に貢献したいと考えています。将来的には、ITやデータを活用し、従来とは異なる分野で社員や顧客が面白いと感じる施策を生み出す、クリエイティブな仕事に携わることを目指しています。高Data ScienceEconomicsEducationData Science岩佐 和輝さん2022年度データサイエンス研究科・博士前期課程 修了近鉄グループホールディングス株式会社 勤務GRADUATES次代を見据えて社会で活躍する卒業生滋賀大学は長い伝統の中で、社会を牽引する優秀な人材を輩出してきました。専門性と高い志を忘れず、幅広いフィールドで活躍する卒業生たちの姿に迫ります。16

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