滋賀大学 GUIDE BOOK 2026
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GRADUATES3山本さんが描く未来子どもたち自身が主体的に学べる授業づくりを賀大学の理科専修を選んだのは、小中で学んだ理科の楽しさを、今度は自分が広めていきたいと考えたからです。ゼミの先生の助言もあり、「子どもたちを多面的に把握できる」初等教育を選びました。大学時代にはゼミ活動や卒業研究に力を入れました。ゼミでは天体や太陽について学び、理科が苦手な生徒にも分かるよう、発表を行いました。工夫をしていく中で、学習の導入や学びの軸を意識することの重要性を実感しました。卒業研究では理科教育をテーマに、理解度向上のための教育動画を制作しました。現在は小学校教諭として、子どもたちが主体的に学べる授業づくりに取り組んでいます。学びの自己決定を促し、試行錯誤しながら指導する中で、ゼミで学んだ「興味を引く導入」「学びの見通しを持たせること」「学びの軸を意識すること」が大いに活かされていると感じています。理科専科の教員として教育に携わることが私の目標です。現代において課題解決力はもちろんのこと、課題を見出す力も重要です。理科の学びを通して、主体的に考え、試行錯誤して課題を解決していく力を育んでいきたいです。子どもが主役の、いきいきと学びに向かえる授業づくりを目指します。滋校時代、経済学に関心を抱き、興味を持った分野に絞らずに多様な学びが可能な滋賀大学に進学を決めました。学生時代は興味を持ったことや疑問に思ったことへの理解を深める努力を惜しまず、幅広い知識を身につけることを心がけました。滋賀大学では多岐にわたる分野に触れた上で、興味を持った分野を掘り下げることができるため、広く知識を得ることや躊躇せずに学科外の科目も学ぶことができました。滋賀大学での経済学の学びを通じて、マーケティングや新商品開発に強い興味を抱き、営業職で商品開発に関わることのできる山崎製パン株式会社に入社を決めました。現在はスーパーマーケットチェーンの担当として、販売計画の提案や新商品の導入、販売戦略の立案に携わっています。チェーン・店舗・商品ごとに存在する特徴やターゲット層を明確にして的確な販売方法や商品を提案をする際に、滋賀大学で学んだマーケティングの知識が活かせていると感じています。高伊藤さんが描く未来マーケティングの学びを活かして商品を提案伊藤 穂香さん2019年度 経済学部ファイナンス学科 卒業山崎製パン株式会社 勤務まずはより高度な商談や精密な提案を行えるようにスキルアップすることが目標です。現在は地域限定商品の開発に関わったり意見を述べたりしていますが、商品開発には一から関与したことがありません。今後は大学での学びや社会での経験を活かし、全国展開される商品の開発に携わり、ターゲット層に受け入れられる商品を提供したいと考えています。山本 麻由さん2017年度 教育学部 学校教育教員養成課程初等教育コース 初等教科専攻 理科専修 卒業彦根市立佐和山小学校 勤務chapter17

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