滋賀大学 GUIDE BOOK 2026
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総合知を高めたい人のためのコース / 研究施設経済経営研究所経済学部附属史料館総合研究棟〈士魂商才館〉教育研究施設戦略的教育研究を展開する拠点として、(1)リスク研究、(2)先端研究、(3)未来社会研究を行っています。学外の機関との共同研究や、地域の子どもたちの参加するプロジェクトなども支援しています。セミナーやワークショップ等を開催するとともに、彦根論叢、滋賀大学経済学部研究叢書などを刊行しています。セミナーには、飲み物を楽しみながらのセッションなど、学生でも気軽に質問できる交流の場が設けられているものもあります。夏季休暇には「学生懸賞論文」の募集があり、学生の皆さんは普段の研究成果をためすことができます。1950年(昭和25年)の設立以来、史料館は滋賀県下の貴重な古文書の収集・整理を行い、研究・教育に供してきました。その数、18万5千点。この中には、近江商人の残した史料をはじめ、歴史の教科書にも載っている国宝「菅浦文書」の他、2件の重要文化財が含まれます。士魂商才館は、図書や史料の収蔵庫やセミナー室を備えた総合研究棟です。1階のしがだい資料展示コーナーでは本学研究者の研究成果を含めた企画展を開催し、気軽に見学できるようになっています。● 英語による 専門科目・ Applied International Economics・ Business and Economic History・ Microeconomic Analysis・ Principles of Business Management・ Society and Social ScienceSDGsなどの国際社会の課題に関心を持って解決策を考え、異なる文化・価値観を持つ人々とともに価値を創り出せる人材を育成するコースです。将来、グローバル企業、NPO、国際公務員で活躍することが期待されます。文部科学省より数理・データサイエンス・AI教育の全国展開の推進拠点校(全国で11校)に選定され、「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の認定制度リテラシーレベル・プラスにも認定された滋賀大学のデータサイエンスのトップランナーとしての強みを最大限に生かした教育プログラムです。グローバル・コース(Global Course)データサイエンス・コース(Data Science Course)【1年次】● DSコース大学入門セミナー● 現代経済学基礎、コア科目● データサイエンス・AIへの招待● データサイエンス・AIへの招待演習【2年次】● 情報科学Ⅱ ● 統計数学● プログラミング1・2● AI概論、AI・情報倫理、 データベース● AI・機械学習入門【3年次・4年次】● 経済学部授業科目● 専攻専門科目、専門演習● 経済データ分析演習● 経営データ分析演習● 社会データ分析演習● データサイエンス学部授業科目● データサイエンス基礎科目● データサイエンス専門科目● 価値創造基礎科目● 価値創造応用科目● 海外研修● 自主企画海外体験・研修● 専門語学演習● 海外協定校等に留学● 海外インターンシップモデルカリキュラムプログラム内容選抜についてプログラム開始までの流れ語学を集中的に学習し、異文化理解のための基本を学んだ上で、国内・海外研修を見据えたC3型プロジェクト科目(Co-learning:協学、Co-creation:協創、Co-operation:協業)で課題発見・問題解決の能力を鍛えます。本学の学生と留学生が同じクラスでともに学び合い、異文化理解を深めながらインターンシップや海外留学などに取り組みます。外国人留学生(非正規生および編入生は除く)は、全て本コースの所属となります。国内学生のコース履修者の選抜は、全て1年次の春学期中に下記のスケジュールで行います。【5月〜6月】説明会開催 → 【6月〜7月】応募書類提出、英語試験→【8月上旬】選考結果通知 → 【10月】プログラム開始プログラム内容選抜についてデータの活用による価値の創造・発見と、専門知の習得による論理的思考力を養成。そして現代社会に不可欠な科学技術の基礎を理解した上で、人文・社会・芸術の習得による幅広い視野と価値観、深い洞察力、社会課題の発見と解決力、判断力を身につけます。目指すのは、現在社会の課題発見・解決能力と未来社会の構想・創造力を備えた人材です。入学時に20名程度をコース候補者として内定。第3セメスター(学期)終了後に、2年次から追加の応募者と合わせて40名になるよう選抜します。経済学部彦根キャンパス30

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