島根大学 生物資源科学部 2021 学部案内
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取得可能な資格●教育職員免許状(高等学校一種(農業・理科),中学校一種(理科))●食の6次産業化プロデューサー農業経済学コース食と農の現場を解明し問題解決に貢献する文理融合型の農学生物資源科学部の中で唯一,社会科学を広く学ぶことができるコースです。1,2年次には,農村見学,農村調査分析論,食農市場セミナーで社会調査を経験します。2,3年次には,経済学の基礎理論を端緒として,食・農業・農村の問題解決に向けた経済学・経営学・政策学・社会学・歴史学などの応用理論を学びます。3年次からは,各自の関心や目的に適った研究室に分属し,教員の指導の下,学生自らが研究テーマを設定し,フィールド調査や文献調査を行い,科学的分析・論考を重ねて,卒業研究にまとめていきます。基盤科目で自然科学の科目を広く選択できる他,農学に関する科目を専門科目として履修でき,農業関係の職に就きやすいように配慮されています。また,文系・理系両方の分野を学んだことを就職活動の強みにすることもできます。資源作物・畜産学コース農畜産物の生産性向上を通して人類の食を支える国内外の農業は,地球温暖化に伴う環境変動,生産者の高齢化,関税の引き下げ・自由化に伴う国際競争といった多様で深刻な問題を抱えています。資源作物・畜産学コースでは,人類の主たるエネルギー供給源となるイネ,ダイズ,サツマイモなどの資源作物やウシやヒツジといった家畜に焦点を当てて,こうした自然・社会環境の変化に起因する農業問題の解決に貢献できる人材を育成します。1,2年次において講義,実験,実習を通して農畜産物の生理・生態的特性や管理技術など,生産に必要とされる専門知識,理論,技術を学んだ上で,3,4年次からは気象,土壌などが収穫量や品質に及ぼす影響の解析,有用微生物を利用した栽培技術の開発,動物の栄養・生理的な特性の究明,家畜飼料の開発,肉・乳の効率的生産及び品質向上を目指した研究に取り組みます。取得可能な資格●教育職員免許状(高等学校一種(農業・理科),中学校一種(理科))●食の6次産業化プロデューサー“いのち”あふれる地球を育む10

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