島根大学 生物資源科学部 2021 学部案内
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生命科学科農林生産学科環境共生科学科附属生物資源教育研究センター大学院自然科学研究科森林学コース森林の育成と保全,林業の発展に貢献する1年次には大学4年間の基盤となる科目と共に,農林生産学科の入門科目を履修します。2年次になるとコースに分属し,森林学の講義に加え,大学の演習林や地域のフィールドに出て実習を行います。それは3年次になるとより専門化し,一方で,専門と専門を繋いだ応用編としての実習に引き継がれます。同時に,セミナー形式で自らの興味を掘り下げていき,卒業研究のテーマを考えていきます。本コースは,卒業研究を必修としています。3年次の前期から卒業研究の計画を始め,調査・研究を行い,4年次の秋に中間発表,冬に卒業論文を書き上げ,最後に4年間の成果として発表会を行います。森林学を総合的に学び,自ら卒業研究に取り組むことで,森林・林業関連の公務員,事業者の職員として必要な力を身に付けることができます。園芸植物科学コース園芸植物の高付加価値化の実現人々が豊かな生活を送る中で,園芸作物に対する色,形,香り,そして食味などの様々なニーズが増加しています。また,消費者の健康や食の安全,地域ブランドに対する関心の高まりもあります。園芸植物科学コースでは,ブドウ,カキ,メロン,イチゴ,ダイコン,トマト,サクラ,ツツジといった果物,野菜及び花を主な対象とし,栽培管理・作型,育種・遺伝資源,貯蔵・加工,機能性・特産品開発などについて学びます。1,2年次において講義,実験,実習を通して園芸植物の生理学や遺伝学の基礎的知識をはじめ,育種法や栽培技術に関する専門知識を学びます。3年次からは課題研究に取り組み,栽培試験や品質調査をはじめ,機能性成分分析や遺伝子解析なども行い,園芸植物の品種開発や高付加価値化に向けた栽培・加工技術の改良を目指します。取得可能な資格●教育職員免許状(高等学校一種(農業・理科),中学校一種(理科))●食の6次産業化プロデューサー取得可能な資格●教育職員免許状(高等学校一種(農業・理科),中学校一種(理科))●森林情報士(森林GIS部門) ●食の6次産業化プロデューサー11島根大学 生物資源科学部

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