島根大学 生物資源科学部 2021 学部案内
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MessageStudents!生命,生産,環境を科学する技を磨く。生物資源科学部には魅力がいっぱい。在学生にその魅力を語ってもらいました。在学生からのメッセージ生命科学科の魅力は,学べる分野の自由度が高いところです。みなさんが使っている高校生物の参考書の目次を見てください。「細胞と分子」,「発生」,「生物の体内環境」,「個体群と生物群集」などが見つかると思います。その参考書に出てくる分野について,本学科ではまず,講義や実習を通して深く学ぶことができます。とくにPCR法や遺伝子組み換え,カエルの発生など,参考書の文面でしか知るよしのなかった興味深い技術や現象を自らの手を動かして体験したり,顕微鏡で観察したりすることで,自分の知識・経験としてしっかりと身に付きます。主に1・2年生の講義や実習で基礎を習得したら,次は実践です。3年生後期から研究室に配属されると,自分の興味を追いかけて野外調査に出かけたり,対象の生物を飼育・培養・分析したりして,自分の研究を進めていきます。このように,研究を通して疑問を考察することは,就職して働くうえでも重要な力になると思います。生命科学科なら,生物好きにはたまらない,充実した学びを得ることができることは間違いありません。生物好き,あつまれ!!学びたいことはここにある!三浦 祐児さん 生物科学科・4年生・・●改組後は生命科学科農林生産学科は,文字通り農林業について幅広く学びます。1年次に実習,講義で全コースに関わる基本的な知識を身に付け,2年次からコース分属になります。私の所属する資源作物・畜産学コースは,学生数に対する教員が多いため,フォローがとても手厚く,学業への専念や,新しい知識の吸収が効率的に行えます。また,1年次からの2年間は週に1度の屋外実習があり,年中アクティブな活動をしています。この実習はペアやグループ単位での行動も多いため,学科内での交流も深く行えるので,私はたくさんの友達ができ,日々お互い助け合いながら過ごすことができました。3年次からは研究室に配属され,私は今年度から耕地利用学分野の研究室に所属します。地域に密着した島根ならではの研究も行っています。また,分野内の研究室間の仲が良く,様々な情報の共有ができます。近年,様々な企業が参入し,発展が進む農業について学ぶことは将来必ず役に立ちます。皆さんも是非私たちと共に本コースで素敵な大人への一歩を踏み出しましょう。仲間たちと学ぶ農業生産多田羅 豊さん 農林生産学科・資源作物・畜産学コース・3年生私は環境共生科学科の環境生物学コースというコースに属しています。環境共生という言葉はどういうものなのかなかなかわかりにくいところがあると思いますが,このコースでは,様々な角度から環境に対する知見を深めたり,応用する技術を研究したりと幅広い学びを得ることができます。ぼんやりと環境について学びたいと考えているけれど,どういう学問があるのかわからないという人も本学科でやりたいことが見つけられると思います。かくいう私はもともと幼いころから生き物,特に昆虫に興味を持っており大学でも学びたい,また教育職員免許も獲得したいと考えていたので本学科に入学しました。皆さんも私たちと一緒に生物や環境について学びませんか?多角的に環境について学んでみませんか?浴井 遥さん 環境共生科学科・環境生物学コース・3年生frommessage05message03message01“いのち”あふれる地球を育む20

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