島根大学 生物資源科学部 2021 学部案内
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生命科学科農林生産学科環境共生科学科附属生物資源教育研究センター大学院自然科学研究科豊かな自然環境に恵まれた山陰地域という立地条件を活かしたフィールド学習を含む幅広いカリキュラムを通して,農林業とそれを取り巻く生態系と地域社会について総合的に学びます。さらに,農林生産学を代表する4つの教育コースのうちの1つを選択する2年次からは,先端的研究を行う教員による専門的な講義,実習,卒業研究の指導を通して,深い知識と高い技術を身に付け,農林業,食品,医薬,環境,地域,学術研究などに関わる将来の進路選択に備えます。農林業に関する広い視野を育む基礎セミナー及び実習から専門的な学びがスタートします。4つの教育コースに分かれる2年次からは,選択したコースの講義や実験・実習・セミナーを主に履修することにより,専門的な知識と技術の修得を目指します。また,各人の興味に合わせて,他コースの多様な講義やフィールド系の実習・セミナーなども履修します。4年次には,修得した知識や技術を活用し,発展させる力を養成する卒業研究に取り組みます。資源作物・畜産学コース人の主なエネルギー供給源となるイネなどの資源作物及び家畜の肉,乳の安定的な供給と持続可能な生産を目的とした理論,技術を修得し,作物・動物の生産に特化した専門的な知識と理解を深め,それらに関する応用力を養うと共に,地域の農畜産物の生産現場に合わせた食料生産の向上を視野に入れた講義,実習,実験を行います。農業経済学コース農と食のマーケティング,6次産業化,農家経営,農業の担い手,アグリビジネス,地域活性化,地域資源管理,途上国発展など,食料,農業,農村をめぐる諸事象について総合的に理解し,社会科学の視点から独自に考察・提案できる能力を備え,国内,国外,農村,都市を問わず持続可能な地域社会の創造に貢献できる人材を育成します。園芸植物科学コース果物,野菜,花などの園芸植物を材料とし,植物資源開発,植物工場,園芸植物利用における専門知識について教育すると共に,地域の自然環境を活かした園芸植物の効率的生産,品質改良,6次産業化などに関するフィールド実習及び研究を網羅した特色ある教育を行うことで園芸生産や利用分野で活躍する技能を有した人材を育成します。森林学コース私達の暮らしに欠かせない森林・林業について教育と研究を行います。森林の育成と保全・計画,林内環境,森林利用のための林業機械,地理情報システム・GPS・ドローン・人工衛星を利用した森林の調査と管理,森林を取り巻く政策・経済,再生可能なエネルギー利用,野生動物管理など,森林を総合的に学ぶことができます。1年次2年次3年次4年次資源作物・畜産学全学共通教育科目英語演習卒業研究自然科学系学部共通科目基盤科目(資源作物・畜産学概論他)専門科目(資源作物学,農業と食育,家畜栄養学,動物内分泌生理学他)基礎セミナー・実習実験/演習専攻実験園芸植物科学全学共通教育科目英語演習卒業研究自然科学系学部共通科目基盤科目(園芸生産学概論他)専門科目(果樹園芸学,野菜園芸学,花卉園芸学,植物育種学,施設園芸学,六次産業化概論他)基礎セミナー・実習実験/演習専攻実験農業経済学全学共通教育科目卒論演習卒業研究自然科学系学部共通科目基盤科目(農学原論,経済原論他)専門科目(農業経済学,農業経営学,農政学,地域経済学,国際農村発展論,農学史他)基礎セミナー・実習セミナー/演習卒論演習森林学全学共通教育科目卒業演習卒業研究自然科学系学部共通科目基盤科目(植物学,統計学他)専門科目(森林計画学,森林統計学,森林ジオインフォマティクス,森林利用学,林政学他)基礎セミナー・実習実験/演習実験/演習選べる4つの教育コース履修モデル教育の特色 Conceptカリキュラム Curriculum9島根大学 生物資源科学部

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