島根大学 生物資源科学部 2022 学部案内
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2年次から本コースに入り,3年次前期までに種々の専門科目を学びます。食の生命科学に関する基礎領域として,食生命科学特論,食品生化学,食品衛生学,食品微生物学,栄養生命科学などを,また,応用領域として食品バイオテクノロジー,食品機能学,動物細胞工学,食分子細胞生物学などを履修します。生命機能化学コースと共通の12種類の実験科目も受講します。3年次後期から研究室に分属し,卒業研究に向けた活動が始まります。本コースでは,脂肪細胞を用いた肥満のメカニズムの解明,脂肪酸由来生理活性物質の生合成機構,動物培養細胞を用いた生理活性物質の作用機構,腸内細菌の生理機能,脂溶性機能性食品成分の生体利用性,植物のタンパク質輸送因子,コエンザイムQ10の生産,ストレス応答,穀物の栄養成分の蓄積機構などの研究が行われています。学生が学会で研究発表することもよくあります。2年次から本コースに入り,3年次前期までに種々の専門科目を学びます。生物学と化学の融合領域として化学生物学,光情報生物化学,生物有機化学,生物制御化学,分子認識工学などを,また,応用領域として農薬化学,植物細胞工学,バイオシグナル工学などを履修します。一方で,この間,基礎から専門に至る12種類の実験科目を受講します。3年次後期から研究室に分属し,卒業研究に向けた活動が始まります。本コースでは,生体分子に関する分子分光学的研究,分子が互いを識別する原理の解明,脱皮・変態・休眠・相変異などの昆虫内分泌の解明,神経伝達物質受容体に作用する新規リガンドの合成,昆虫幼若ホルモンの作用機構,活性酸素種の代謝,植物におけるビタミンCなど抗酸化物質の合成や生理作用,補酵素の代謝調節機構などの研究が活発に行われています。大学院生はもとより,4年生が学会発表することも珍しくありません。清酒酵母の形態酵母の発酵試験取得可能な資格●教育職員免許状(高等学校一種(理科),中学校一種(理科))●食品衛生監視員 ●食品衛生管理者 ●食の6次産業化プロデューサー取得可能な資格●教育職員免許状(高等学校一種(理科),中学校一種(理科))●食品衛生監視員 ●食品衛生管理者 ●食の6次産業化プロデューサー分子レベルで生命現象を解明する生命機能化学コース食に関わる生命現象を解明する食生命科学コース7島根大学 生物資源科学部農林生産学科環境共生科学科附属生物資源教育研究センター大学院自然科学研究科生命科学科

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