島根大学 人間科学部 GUIDE BOOK 2022
16/18

16「シマスポ」は身体活動・健康科学コースの学生14名で構成されています。島根の地域住民、特に子どもたちに対して運動・スポーツの楽しさを普及させる目的で活動を行っています。島根の人々にもっと色んなスポーツを触れてほしいと思い、有志の学生が集まり結成されました。「とって隠岐! スポーツイベント!」(2019年9月)では、隠岐の島町教育委員会さんやボアソルテスポーツクラブさんの協力のもと、スポーツイベントを行いました。60人の子どもたちがバブルサッカーやスラックラインなど普段体験できないスポーツを楽しんでくれました。その他にも松江市の小学校でパラスポーツの出前授業や、島根大学パラスポーツイベントの開催、親子での凧揚げイベントなどを開催しています。2020年は企画していたスポーツイベントが新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいましたが、新入生交流会の開催やしまだい朝の会などオンラインイベントを開催しました。コロナ渦ではありますが、今後も工夫しながら活動を行っていく予定です。島根県の子どもたちに運動・スポーツの楽しさを知ってほしい勝部 裕三郎シマスポ代表身体活動・健康科学コース 4年トリア大学(ドイツ)への留学では、ドイツ語、ドイツの文化、そして専攻である心理学について学びました。授業ではもちろん、普段の生活の中でも、一番強く感じたのは“多様性”の重要性です。学ぶための視点の多様性、文化・環境・宗教の多様性、人の多様性、世界の至る所に多様性が存在していて、それが存在しているということに体験として気付ければ、それを認めることは難しくありません! 留学で得た経験が、その後の小さな選択に多様な可能性を与えてくれるなということは日々実感しています。正直、留学の手続きを始めるまでのハードルは高いように感じるかもしれませんが、行ってしまえば思っているほどの次元の違い感はありません!体験を通して「多様性」の重要さを学ぶ南方 野歩心理学コース 4年私は半年間、ドイツ西端の町にあるトリア大学へ交換留学をしました。トリア大学では、ドイツ語の文法と会話、発音の授業を受講し、授業の合間には現地校の学生とお互いの言語を教えあうタンデムを行いました。授業はすべてドイツ語でしたが、ドイツ語ならではの言い回しや生活する上で必要な会話力などを身につけることができました。また、消費税は高いですが、福祉が充実しているので、留学にはヨーロッパがおススメです。授業や現地校の学生との交流から会話力を身につける築山 野乃花心理学コース 4年国際交流学生の取り組み

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る