島根大学 生物資源科学部 2023 学部案内
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11生物資源科学部の中で唯一,社会科学を広く学ぶことができるコースです。1,2年次には,農村見学,農村調査分析論,食農市場セミナーで社会調査を経験します。2,3年次には,経済学の基礎理論を端緒として,食・農業・農村の問題解決に向けた経済学・経営学・政策学・社会学・歴史学などの応用理論を学びます。3年次からは,各自の関心や目的に適った研究室に分属し,教員の指導の下,学生自らが研究テーマを設定し,フィールド調査や文献調査を行い,科学的分析・論考を重ねて,卒業研究にまとめていきます。基盤科目で自然科学の科目を広く選択できる他,農学に関する科目を専門科目として履修でき,農業関係の職に就きやすいように配慮されています。また,文系・理系両方の分野を学んだことを就職活動の強みにすることもできます。●教育職員免許状(高等学校一種(農業・理科),中学校一種(理科))●食の6次産業化プロデューサー1年次には大学4年間の基盤となる科目と共に,農林生産学科の入門科目を履修します。2年次になるとコースに分属し,森林学の講義に加え,大学の演習林や地域のフィールドに出て実習を行います。それは3年次になるとより専門化し,一方で,専門と専門を繋いだ応用編としての実習に引き継がれます。同時に,セミナー形式で自らの興味を掘り下げていき,卒業研究のテーマを考えていきます。本コースは,卒業研究を必修としています。3年次の前期から卒業研究の計画を始め,調査・研究を行い,4年次の秋に中間発表,冬に卒業論文を書き上げ,最後に4年間の成果として発表会を行います。森林学を総合的に学び,自ら卒業研究に取り組むことで,森林・林業関連の公務員,事業者の職員として必要な力を身に付けることができます。●教育職員免許状(高等学校一種(農業・理科),中学校一種(理科))●森林情報士(森林GIS部門) ●食の6次産業化プロデューサー取得可能な資格取得可能な資格農林生産学科島根大学 生物資源科学部 2023食と農の現場を解明し問題解決に貢献する文理融合型の農学▶農業経済学コース森林の育成と保全,林業の発展に貢献する▶森林学コース

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