島根大学 生物資源科学部 2024 学部案内
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取得可能な資   格取得可能な資   格■ユーグレナ2年次から本コースに入り,3年次前期までに種々の専門科目を学びます。生物学と化学の融合領域として化学生物学,植物光生理生化学,生物有機化学,農薬生物制御化学,分子認識工学などを,また,応用領域として細胞工学,バイオシグナル工学などを履修します。一方で,この間,基礎から専門に至る12種類の実験科目を受講します。3年次後期から研究室に分属し,卒業研究に向けた活動が始まります。本コースでは,生体分子に関する分子分光学的研究,分子が互いを識別する原理の解明,脱皮・変態・休眠・相変異などの昆虫内分泌の解明,神経伝達物質受容体に作用する新規リガンドの合成,昆虫幼若ホルモンの作用機構,活性酸素種の代謝,植物におけるビタミンCなど抗酸化物質の合成や生理作用,補酵素の代謝調節機構などの研究が活発に行われています。大学院生はもとより,4年生が学会発表することも珍しくありません。●教育職員免許状(高等学校一種(理科),中学校一種(理科))●食品衛生監視員 ●食品衛生管理者●食の6次産業化プロデューサー■次世代シークエンサー■タマネギ細胞のタンパク質の蛍光バイオイメージング実験2年次から本コースに入り,3年次前期までに種々の専門科目を学びます。食の生命科学に関する基礎領域として,食生命科学特論,食品生化学,食品衛生学,食品微生物学,栄養生命科学などを,また,応用領域として食品バイオテクノロジー,食品機能学,細胞工学,栄養シグナリングなどを履修します。生命機能化学コースと共通の12種類の実験科目も受講します。3年次後期から研究室に分属し,卒業研究に向けた活動が始まります。本コースでは,動物培養細胞を用いた生理活性物質の作用機構,脂溶性機能性食品成分の生体利用性,脂肪酸由来生理活性物質の生合成機構,コエンザイムQ10の生合成機構と機能,腸内細菌・乳酸菌の生理機能,酵母のストレス応答と細胞周期,食品機能性成分を増強した植物の開発,穀物の栄養成分の蓄積機構などの研究が行われています。学生が学会で研究発表することもよくあります。●教育職員免許状(高等学校一種(理科),中学校一種(理科))●食品衛生監視員 ●食品衛生管理者●食の6次産業化プロデューサー島根大学 生物資源科学部 20247分子レベルで生命現象を解明する生命機能化学コース食に関わる生命現象を解明する食生命科学コース

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