島根大学 医学部案内 2025
13/24

看護学科看護学科履修モデル1〜2年 看護実践基盤技術演習地域において継続的かつ包括的な保健医療サービスを提供できる能力を有し、看護師・保健師の免許を併せ持つ”看護職”を育成するために、看護師教育課程と保健師教育課程 (選択制) を統合した4年間の教育課程を編成・実施しています。また、医療と連携できる養護教諭を育成するために、養護及び教職に関する科目を配置しています。1年次では主として全学基礎教育を履修します。全学基礎教育は「島大STEAM 科目群」「ユニバーサル科目群」「地域創生科目群」「教養育成科目群」から構成されます。また、それぞれの科目群に対応する教育目標として「現代社会の求める新たなリテラシーを身に付ける」「国際社会で必要とされる基礎的知識・技能と地球規模の視野を身に付ける」「山陰地方の地域の問題解決に資する能力・資質を身に付ける」「豊かな人生の基盤となる幅広い教養を自己の興味・関心に応じて身に付ける」の4つを掲げており、現代社会が求める基礎的な知識・能力の成長を促します。また、国際的視点の涵養のために、海外研修を自由科目として設定しています。1年次の前期に初年次教育プログラム「看護学入門セミナー」を設けています。専門教育科目を履修する準備として、レポートの書き方や文献検索方法など、学ぶ技術に関する力を身につける他、専門教育への橋渡しになるような基礎的知識・態度を養います。(専門基礎科目)臨地実習全学基礎教育科目専門教育科目専門教育科目(専門科目)臨地実習養護・教職科目(養護教論一種免許状)1年次1年次専門教育科目(専門基礎科目)専門教育科目(専門科目)専門教育科目(専門科目)2年次2年次3年 診療時援助技術演習1年次から2年次にかけて、看護を学ぶために必要な基礎知識である 「形態と機能」や「疾病論」などの専門基礎科目を履修します。専門科目では、看護学の基盤となる 「看護学原論」 などの講義科目、看護を提供するための援助技術を学ぶ 「療養生活援助技術演習」や「看護実践基盤技術演習」などの演習科目、さらに 「基礎看護学実習」 によって、看護の基本を身につけます。2年次から多様な健康問題への対応を学ぶため、「成人看護学」 「母性看護学」 「小児看護学」 「精神看護学」 「老年看護学」 「在宅看護学」 「地域看護学」の幅広い看護の専門領域の概論・援助論を履修します。3年次3年次臨地実習3年 各領域での実習3年次後期からはこれまでの学習をふまえて、病院はもとより、保育所、助産院、クリニック、訪問看護ステーション、介護老人保健施設等において、各領域の実習を行います。4年次では、看護専門職としての研究マインドの育成のため、 1年をかけて「卒業研究」 に取り組みます。また、保健師課程選択者は、地域で暮らす人々の健康問題への対応を学ぶため、島根県全域の保健所、市町村、事業所において「公衆衛生看護学実習」 を展開します。卒業研究臨地実習専門教育科目(専門科目)養護・教職科目(養護教論一種免許状)4年次4年次GUIDE BOOK12教育課程の概要

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る