島根大学 生物資源科学部 2025 学部案内
20/28

特に記憶に残っているのは,2年生の時に参加した隠岐の島での臨海実習です。この実習では,通常は見ることのできない種類の海洋生物を観察することができ,高校の生物の教科書でしか見たことのない実験を自分の手で行うことができました。これらの経験は,単に知識を深めるだけでなく,自然との一体感を感じながら,生物学の面白さと重要性を実感することができる貴重なものです。自然の中で学ぶことの楽しさと,実際に手を動かして学ぶことの大切さを実感できる場がここにはあります。このような経験は,私たちの学問への理解を深めるだけでなく,将来のキャリアにも大きな影響を与えるものです。島根大学生物資源科学部では,学生一人ひとりが自然と触れ合いながら学び,自らの可能性を広げていくことができます。是非,この素晴らしい環境で,あなたも私たちと一緒に学び,新しい発見をしていきましょう。お待ちしています!生物資源科学部生命科学科の生命機能化学コースと食生命科学コースは,学生実験から始まる独自のカリキュラムが大きな魅力です。特に,2年生から始まる学生実験では,研究に必要な基礎的技術をしっかりと学ぶことができます。1年半をかけて履修する一連の学生実験では,実際の研究現場で使用される機器や手法を活用しながら,研究活動の基礎を体系的に学びます。初めは慣れない実験操作も,先生や先輩に教えてもらいながら,1つ1つ実践的なスキルを磨いていくことができるため,将来研究者としてのキャリアにも大きく有利になります。また,学生同士のディスカッションや共同作業を通じて,交流を深めることで毎日楽しく研究活動を行うことができます。このような学びのプロセスを通じて専門知識を深めながら,自らの興味や目標に向かって成長していける環境が島根大学には整っています。今は具体的にやりたいことが見つかっていなくても,ここできっと面白いと思える学びに出会えると思います。入学後1年間は自分がどの分野に進み学びを深めるかを考える大切な期間です。やりたいことがなかなか見つからないと悩むこともあると思いますが,心配する必要はありません。日々の大学生活で得る学びや気づきを大切にし,自分が「好きなこと」「興味のあること」に積極的に挑戦してみてください。皆さんの想像を超える最高の大学生活が送れるはずです。島根大学 生物資源科学部 202520from科学する技を磨こう!生物資源科学部の魅力!島根の大自然で学ぶ,生きた生物科学皆さん,こんにちは!島根大学生物資源科学部の学生として,私たちが体験できる自然豊かな環境の中での学びについてお話ししたいと思います。基礎から学べるカリキュラムで「楽しい!」を見つける在学生に聞いてみた!自分の「好き」を大切に農林生産学科では農林業や畜産業,そして農業経済といった幅広い分野を学ぶことが出来ます。1年次には農場実習で田植えや野菜の栽培,収穫,加工を体験するとともに,セミナーや概論で幅広い基礎的な知識を身につけ,2年次に分属する4つのコースについて理解を深めます。2年次には分属したコースに分かれて,自分がやりたいこと,好きなこと,もっと学びたいと思ったことをより専門的に学ぶことができます。私が所属している園芸植物科学コースでは果樹園芸学,花卉園芸学,野菜園芸学,植物育種学といった農業の中でもより集約的な分野を学ぶことができ,自然豊かな町「松江」をメインフィールドとして栽培管理,利用,加工,育種など幅広い研究が行われています。谷崎 岳斗さん生命科学科細胞生物学コース 4年生平 志穂さん生命科学科食生命科学コース 4年生梁島 遥輝さん農林生産学科園芸植物科学コース 3年生STUDENTS!010203MESSAGE

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る