生命科学科│分子認識工学農林生産学科│森林リモートセンシング学環境共生科学科│生物環境情報工学様々な研究に取り組んでいます生命科学科生命機能化学コース農林生産学科森林学コース環境共生科学科生物環境情報工学分野李 治助教私が専門にする森林リモートセンシング学は、森林を遠くから観測してその実態を明らかにする学問です。具体的には、色々な波長の光を撮影できるカメラやレーザ計測機器が搭載された人工衛星や航空機のデータを使用したり、近年はその機器をドローンに搭載したり人間が持ち運んだりすることで森林を次々に測量し、AIも活用し森林の資源量や健全度、土地の危険度を広い範囲で明らかにします。また、その結果を利用して森林はどのように変化していくものなのか、どのように管理するかを追求していきたいと考えています。森林を研究する森林学では、植物のことだけでなく、人間や社会、林業機械や土木、数学モデル等、さまざまな知識が必要です。森林リモートセンシング学でもコンピュータや工学的な知識が必要です。森林を理解するためには色々なことに興味を持つ姿勢が必要だと感じています。島根大学 生物資源科学部 202522Zoom up! RESEARCH ACTIVITY!吉清 恵介准教授米 康充准教授エゴマ油の健康増進効果を分子カプセルでさらに引き出すオメガ3系脂肪酸が体に良いという認識は、1960年代から行われたデンマーク人とイヌイットの疾病の比較を行った疫学研究に由来するとされています。一連の研究は、DHAとEPAの持つ生理学的機能の解明につながり、それら脂肪酸の健康増進効果は現在でも注目されています。実は植物もオメガ3系脂肪酸を合成します。中でも、一年草のエゴマの種子から採れるエゴマ油は、オメガ3系脂肪酸の一つであるα-リノレン酸を約60%と高濃度で含みます。私は、分子カプセルを利用してエゴマ油を粉末状にし、そのように摂取したエゴマ油の健康増進効果について調べています。これまでに、エゴマ油の体内吸収性が分子カプセルを用いることで向上することを明らかにしました。現在は、それによりもたらされる多種の健康増進効果について調べており、将来的にはそれらの知見を応用した食品の開発を通して、日本のみならず世界の健康増進に貢献したいと思っています。広大で変化する森林を測量する森林は広大で常に変化しています。そのため、地域のどこにどのような森林が生育し、また無くなっていっているのか、実はその正確な情報はわかっていません。太陽光発電で持続可能な栽培環境を作ろう自然生態系と調和しながら持続的な生産を行うために、環境負荷のない農業を理工学的な見地から研究するのが生物環境工学です。近年、様々な高度な環境制御技術(照明、冷暖房、計測、通信など)を温室などの栽培施設に導入することより、野菜や果物が周年的に収穫できるようになりました。しかし、環境制御のための設備は、化石燃料や電気エネルギーを大量に消費しています。そのため、農作物の価格はエネルギー価格の変動に大きく左右されます。エネルギー・環境問題が深刻な今では、あらゆる分野において省エネ化に資する技術開発が求められています。私の研究では、再生可能エネルギーを代表する太陽光発電を活用して、栽培施設に必要なエネルギーをその場で生産することを試みています。植物の光合成と太陽光発電はともに日光が必要です。そのため、植物の上空に太陽光パネルを設置する場合の植物からみた日射量の挙動について研究しています。持続可能な温室栽培の実現を期待しています。科学の■に挑戦!個性豊かな教員が学生と一体となり,
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