4月3日(火)に、入学したばかりの留学生、留学生チューターたちと一緒に路線バスの乗り方教室に参加しました。出発する前、サンデン交通の職員の方から、バスの乗り方やバスカードの買い方、乗車と下車の仕方などをしっかりと習いました。そして、後日、実際にバスに乗り、大学から海響館、消防防災学習館、唐戸市場、シーモールなど経由して、下関の市街を満喫しました。 日本の乗車マナーは非常に素晴らしいです。バスはすごく綺麗で、みんな静かに乗ります。停車する前、運転手さんは「バスが止まってから、席を立ってください」とアナウンスします。とても心温かい言葉で、慌てて事前に下車口に立っていなくても大丈夫ですから、すごく感激します。 下関市は歴史があふれている町で、中国との縁も深いです。124年前、日清戦争が起こって、下関市で下関条約が結ばれました。バスの中で、静かで美しい市街を見て、二度と戦争が起こらないようにと思いました。 3月26日(月)に、アルゴマ大学（カナダ）の国際交流担当者であるEunjungRiaukaさんがはじめて本学に来られて、本学とアルゴマ大学との今後の交流について有意義な話し合いをすることができました。 本学とアルゴマ大学とは2015年に学生の派遣留学に関する協定を締結し、その翌年から学生の派遣を開始しました。今年度中に留学を開始する学生を含めると、これまで合計10名の学生を派遣したことになります。派遣留学以外の交流としては、2015年度の外国研修（英語）をアルゴマ大学の附属英語学校で実施したほか、毎年、長期休暇に個人として附属英語学校で短期留学する学生もいます。 アルゴマ大学はオンタリオ州のスーセントマリー市にある4年制総合大学です。少人数教育に力を入れており、1,600人の在学生に対して60名の専任教員がいます（2018年現在）。スーセントマリー市は五大湖の中心に位置する自然豊かな都市で、大学のキャンパスはアメリカとの国境から1キロしか離れていません。海外留学先として大変良い環境をもつアルゴマ大学と、今後も豊かな交流が続くことを願っています。5The Shimonoseki City University Public Relations N0.852018.7.1国際交流青島市青年訪日代表団の来訪について准教授菅 正史 4月26日(木)に、国際交流会ともだち主催の留学生歓迎会を開催しました。 今回は学生同士が主となって交流することを目的とし、例年とは違った形での開催となったため少々戸惑うところはありましたが、特に大きな問題もなく留学生歓迎会を終えることができました。書道愛好会の皆さんによるクイズゲームや、日本のことわざカルタ、二人羽織などの日本の伝統的な遊びを留学生とともに楽しみました。また、オードブルやお菓子を囲みながら談笑する時間も設け、終始明るく、にぎやかな雰囲気で交流ができました。今回は新しい試みということもあり、学生のみでの開催となりましたが、今後さらに発展させていきたいと考えています。 私たち国際交流会ともだちは、今回の留学生歓迎会の他にも留学生や外部の方と接する機会の多いサークルです。ご縁がありこの下関市立大学に来られた留学生の方に「留学先がこの大学でよかった」と思っていただけるようにこれからも尽力していきたいと思います。留学生歓迎会を終えて国際交流会ともだち部長 経済学科3年齋藤 菜々子（佐賀県立佐賀西高等学校出身）路線バスの乗り方教室に参加しました～もっと下関の市街を楽しもう～趙 超（中国・科目等履修生（外国人留学生）） 3月14日(水)に、下関市と友好都市協定を締結している青島市の青年訪日代表団が、本学に来訪されました。 今回の訪問は、外務省の「日中植林・植樹国際連帯事業」の一環として行われたものです。この事業は、日本での植栽活動などを通して、環境と防災への理解を深め、日中友好を促進すること等を目的としています。その一環として、40歳以下の約30名からなる青島市の代表団が、下関で植樹活動や環境・防災に関する視察等を行うことになり、訪問先の一つに本学が選ばれました。 当日は、川波学長、高橋学部長の挨拶の後、私から下関における環境保全と観光振興の両立について講義を行いました。具体的には、角島大橋の自然環境に配慮した設計と、それが観光地化につながった経緯、現在の状況などについて、豊北の美しい風景を映しながら紹介しました。講義後は活発な質問をいただき、2時間という短い時間でしたが、充実した交流となったと思います。 翌2019年は、下関市・青島市の友好都市協定締結40周年にあたります。今回の交流事業が、両市のさらなる友好関係の一助となることを願います。カナダの協定校・アルゴマ大学職員の来学クリステン・サリバン准教授
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