下関市立大学広報 第89号
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経済学科3年滝本 峻永(京都府立洛西高等学校出身)経済学科3年鉄川 正尭(神奈川県立追浜高等学校出身)経済学科1年中山 伊吹(山口県立長府高等学校出身)4The Shimonoseki City University Public Relations N0.892019.11.1国際交流 ドイツでは、様々な国の人々が生活しており、共通言語としての英語の重要性が伝わってきました。宗教や文化の違いといった、日本で過ごしていると感じにくいことを感じることができました。英語で授業を受講することで語学力向上につながり、多文化を知ることが出来、いろいろな人と交流も持てました。実際、ルームメイトはトルコ人で、彼はあまり気にしていなかったが、豚肉を食べるということも気にする必要がありました。授業は、積極的に発言を行う学生が多いように感じられ、英語で経営を学ぶので、専門的な英語を身に付けるいい機会でもあったと思います。日本にいるだけではできない経験でした。 就職希望先が決まっており、そのために取るべき資格がある場合は、留学の価値と、資格取得の価値を検討する必要があるが、日本の企業が必要とするレベルの英語力は身に付けることができます。留学先でしか体験できないことも多く、視野や、考え方の柔軟性を身に付けるいい機会だと感じ、また、長期間海外で学ぶには、大学生の今がチャンスだと思います。ルートヴィヒスハーフェン経済大学での留学体験国際商学科4年榎本 妃呂古(徳島県立徳島北高等学校出身) 私の留学したボアジチ大学(トルコ・イスタンブール市)には、トルコ国内外からの優秀な学生が集い、日々勉学に励んでいます。そのような環境で過ごした約11か月間は、私の人生に色濃く残る素晴らしい経験となりました。トルコは私にとって未知の国であり、そこでの生活に強く興味を抱いたことがトルコ留学のきっかけでした。留学当初は日本の生活との違いに戸惑いを抱いたり、他の学生と自分の学力の差に焦りや不安を感じたりすることがありましたが、現地で出来たたくさんの友人の支えによって乗り越えることができました。また、トルコ国内の様々な地域を訪れ、個性豊かな文化や悠久の歴史を自分の肌で感じ、唯一無二の感動を覚えることができました。留学は、言語だけではなく、その地域の文化や伝統を尊重し新たな価値観を培う絶好のチャンスです。数あるなかで選んだトルコ留学という選択肢は、この先衰えることなく私を支えてくれるものだと思います。トルコ留学という選択肢 私は約8か月間、人口約8万人の田舎町スーセントマリー市(オンタリオ州・カナダ)のアルゴマ大学に留学しました。留学当初、学んできた英語が通じず入学初日でつまずいてしまいました。語学や初めての海外生活などで不安が積み重なり自ら進んで話しかけることも出来ず自信を失いかけていました。しかし、ホストファミリーやESLプログラム(英語を母語としない人向けの英語教育プログラム)の方々の温かいサポートもあり生活に対する不安が徐々になくなっていきました。私のクラスには中国、台湾、ブラジル、コロンビアなど様々な国からの留学生がおり授業外の時間に多く会話をするよう心掛けました。現在でも連絡を取り合う友人を持てたことは私の大切な思い出です。 今回の留学で自分の好きな事や母国を説明できるようになっておくことが相手と会話をする上で大切なことだと思いました。相手との会話が弾み、より深く相手を理解することができたからです。 このような海外での貴重な経験を忘れずに今後の学生生活に生かしていきたいです。カナダ派遣留学体験記 大学1年生の私は、とにかく色々な物事に挑戦し経験することで、日々色々なことを吸収し学び、人として成長できていると感じられている今がとても楽しいです。外国研修に参加したのも、日本から離れた大きな世界というものを様々な視点で見て感じてみたいという私の好奇心から決意しました。英語の苦手意識をなくし、楽しく話せるようになりたいという気持ちも大きかった反面、初海外、初ホームステイという初めての環境ばかりで不安も同じくらい大きかったです。 オーストラリアは治安がよく、優しく明るい方が多く住んでいます。生活リズムも日本と近く、初めての海外にとてもおすすめです。語学学校では、日本語を話せない状況下にあることでリスニング力やスピーキング力、語彙力が自然と向上し、分からない英単語もさらに言い換えた英語で説明されるため、新たな発見がたくさんあります。ホストマザーと食事をしながら日本について語ったり、一緒にクッキーを焼いたりしたのも楽しい思い出です。観光先でもショッピング中でも学校でもホームステイ先でも、常に英語に囲まれて生活できる環境は海外でなければできないことだと思います。この研修は、異文化理解や経験ができる貴重な機会となりました。初海外はオーストラリア

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