下関市立大学広報 第89号
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 外国研修で中国の青島市に行きました。最初は自分の中国語に全く自信が無く、お店の人やタクシーの運転手と会話しても何を言っているのか聞き取るのも難しかったのですが、経験が増えると少しずつ理解することができ、自分の話したい事も伝えられるようになりました。夜市で出会った地元の方と中国語で会話したり、学校で中国の友達と遊んだりして少し自信がつきました。また、生活するにつれ教科書で習った言葉は使わず、違う言い回しや現地の人が使う言葉なども少しずつ理解することができました。 文化の面でも日本との違いを感じることがたくさんありました。まず百貨店でもトイレにトイレットペーパーが無いことや流せないことで、日本の感覚でつい流してしまいそうになり困りました。また車がクラクションをたくさん鳴らすことも、日本ではあおり運転が問題視されているので驚きました。そしてキャッシュレス化が進んでいて現金を全く持ち歩かないことや料理に香辛料をたくさん使っていることも日本と違うところでした。 実際に現地に行かないと分からないことがたくさんあり、とても勉強になりました。これからは経験を生かし、検定などたくさん挑戦します。5The Shimonoseki City University Public Relations N0.892019.11.1国際交流外国語研修を通して国際商学科2年石丸 範佳(佐賀県立致遠館高等学校出身)国際商学科2年園田 千晴(鹿児島県立川内高等学校出身) 東義大学校(釜山広域市・韓国)で2週間開講された語学研修に参加しました。私のクラスの授業はすべて韓国語で、他大学から参加した学生のレベルが高くて圧倒されましたが、友達や先生方のおかげで最後まで頑張ることができました。午後の授業は、東義大学校の学生がチューターとして一対一で付いてくれ、課題を手伝ってくれたり、話をしたりする時間で毎日充実していました。授業が終わると自由時間で、チューターさん達や友達と遊びに行くことが多く、現地の学生だからこそ知っているところにたくさん連れて行ってもらいました。日本ではできない体験をたくさんすることができ、とても楽しい2週間で「帰国したくないな」と思うほど充実した研修になりました。また、チューターとの会話も韓国語で、自分の思っていることが言えないことがあり悔しかったのと同時に、もっと話せるようになりたいと思いました。これからもっと話せるようになるために韓国語の勉強を頑張ろうと思います。外国研修に参加して国際商学科3年レー・ティー・ホン・ニュン(ベトナム・タインホア省出身) 私はベトナム出身です。7月12日(金)に開催した各国の留学生が自分の国のことをみんなに紹介するイベント「日本にいながら世界を知ろう!!」にて司会を務めさせていただきました。今回のテーマは「僕らの国ベトナムについてお話しします!!」でした。発表者はベトナム出身の1年生グエン・バオ・ソンさん、ゴ・ディン・クアン・ニャットさん、トン・バン・タンさんでした。発表内容は主にベトナムの歴史、地理、文化などについてですが、特にみんなの気になる食べ物と観光地も詳しく紹介されました。参加者は学内の先生方や学生などベトナムに興味がある方がたくさんいらっしゃいました。みんなはベトナムのコーヒーとドライフルーツを食べながら発表を聞いたのでとても暖かい雰囲気でした。発表の後は質疑応答の時間でしたが、質問者はベトナムに興味を持つようになって色々質問してきました。発表者の3人も一生懸命自分の知っている知識で答えました。最後は時間がなかったので全部の質問に答えられなかったのですが、みんな満足して帰りました。今後ベトナムだけでなく、他の国のことも様々紹介されますのでお楽しみに !!!「日本にいながら世界を知ろう」 ベトナムのこと知っていますか国際商学科1年曹 冬冬(中国・山東省出身) 7月13日(土)に、「日本文化の神髄を知ろう!!~下関酒造で学ぼう日本の文化と歴史~」に参加し、日本酒の文化を視察し、体験し、学びました。 講義を通して、日本酒の種類、日本酒造りに必要となる米、お酒と料理の相性などについて色々と面白い話を聞きました。次に4種類のお酒で利き酒をしました。日本酒が好きなので、飲み比べることが一番の楽しみでした。利き酒の後に酒造りの機械や酒蔵の樽も見学しました。普段見られないところを見せていただき、とてもいい勉強になりました。また、下関酒造の歴史や今の商品について説明を受け、日本酒には長い歴史があり、昔から日本では米を原料にお酒を造っていたことがわかりました。 見学が終わった後、ひれ酒を買いました。2年前先輩から下関のお土産としてひれ酒をもらい、初めてひれ酒を飲みました。今回この時にもらったひれ酒を造る会社を見学することができ、日本文化への理解を深めることができてよかったと思います。日本酒の歴史にも興味を持つようになりました。これからももっと日本文化を体験しようと思います。第2回日本文化の神髄を知ろう・酒蔵見学

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