下関市立大学広報 第90号
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The Shimonoseki City University Public Relations N0.902020.3.13就職支援学内合同業界研究会に参加して(福岡県立門司学園高等学校出身)国際商学科3年中家 愛実PBLに参加して(山口県花卉園芸農業協同組合)(大分県立大分雄城台高等学校出身)公共マネジメント学科3年内田 千瑛 今回参加したPBLでは、ハロウィンかぼちゃの販売とランタン作り教室の開催をメインに活動しました。 かぼちゃの苗植えや収穫など、普段の授業では体験できない作業も多く新鮮でした。また、かぼちゃの捨てる部分を再利用して別の商品を作っていることや、農業の現状など、新たな知識や発見も得られました。 目標として設定していたサファリランドでのイベント開催を前に、豊浦コスモス祭りに参加し、実際に接客することで課題や改善策を見つけることができ、ベストな状態でサファリランドでの企画に取り組めました。イベント当日は滞りなく進み、目標販売個数を売り上げることができました。 今回のPBLでは、他の学生達と意見を交換し合い、工夫しながら企画・運営するという貴重な経験ができました。また、積極的に取り組むことで自身の成長も感じられました。携わっていただいた多くの方々に感謝しながら、今後に生かしていきたいです。4大学合同企業研究ワークショップに参加して(愛知県立松陰高等学校出身)経済学科3年岡﨑 寛人 12月7日、山口大学で行われた4大学合同企業研究ワークショップに参加しました。今まで全く知らなかった業界や企業のことについて学べる非常によい機会となりました。 他大学の学生とワークショップを通して、BtoB企業で必要とされる人材、求められる資質や能力について考えていくだけでなく、他大学の学生が就活に対して取り組む姿勢や意欲、さらに大切にしている価値観にも触れることができ、自分自身の就活への取り組みを改めて考え直す一日となりました。 そしてこのイベントの最大の特徴は何といっても企業の方との距離の近さで、フリータイムには様々な質問を企業の方にすることができ、それまでに抱えていた疑問を全て解消することができました。 就活を始めようと思うけれど、何から始めたら良いかわからないと感じている後輩の学生にはまずこのワークショップに参加し、就活の第一歩を踏み出してほしいと思います。 合同業界研究会への参加を最初は迷っていました。しかし、大学の就活講座でも「企業の方と直接話せる機会を逃さない方がよい」と伺っていましたし、企業名だけを見てもピンとこなかったとしても、もしかしたら自分にも合う企業が見つかるかもしれないと思い、合同業界研究会に毎日参加することにしました。興味を持った企業を事前に調べ、授業の間に参加できる限りお話を伺いました。ある企業では、就活講座で学んだ通り「一番初めの時間にブースに到着→最前列の真ん中に座る→最後のフリータイムにも参加してお話しする」ことを実践すると、企業の方から名前を聞いてもらえ、個別説明会もあるからまた参加してほしいと声をかけていただけました。このように、合同業界研究会に参加することで、自分に合いそうな企業を見つけたり、自ら話しかける積極性が身についたと感じます。公務員志望の人も公務員のブースだけでなく、気になる企業に参加することを是非お勧めしたいと思います。2月にも合同業界研究会があるので、ぜひ参加したいと思います。連載企画私のゼミ私のゼミ「良く学び、よく遊び」のゼミ(岡山県立倉敷天城高等学校出身)経済学科3年山 飛輝 西洋経済史・西洋史の長濱ゼミの今年1年は、春学期では西洋の近代都市やフェアトレードについての日本語・英語の文献講読を行い、秋学期では人と犬の関係史についてのグループ研究を行いました。いずれも歴史的なプロセスを検証することを必要とし、多くの資料の読み込みや学生同士での議論など苦労する場面が多数ありました。 しかし努力の甲斐あり、グループ研究は、長崎県立大学にて行われた合同ゼミ研究報告会で18ゼミの中から最優秀報告賞を頂くことができました。仮説を立て、検証を行い、結論を出すという一連の研究のプロセスをこのゼミの活動を通して学ぶことができ、成長を実感しました。また課外活動も積極的に行い、熊本、大分、長崎など多くの地へ訪れました。普段から学外で交流の場も多く、チームワークを高めることもできました。今後は卒業論文の作成に忙しくなりますが、この1年で学んだ事を生かしていきたいです。(PBL:Project Based Learning 課題解決型学習)

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