下関市立大学広報 第90号
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国際交流6The Shimonoseki City University Public Relations N0.902020.3.1交換留学生ヤン・マイヤー(ドイツ・ルートヴィヒスハーフェン経済大学から派遣) 日本に来てまだ半年ですが、たくさんの思い出を作りました。最初の数週間はちょっと大変でしたが、留学生チューター、先生、国際交流センターの方々のおかけで直ぐに慣れました。留学生チューターには銀行口座を作る時や下関市の案内、日常生活についてよく助けてもらい、国際交流センターの方々とは、最初の週にあちこちでたくさんの事務処理をして、本当に大変でした。自分自身で出来ない事でしたから、助けに感謝します。 大学ではハンドボール部に入り、新しい知り合いもできました。最初は雰囲気が少しぎこちなかったけど、何回か練習に参加し、飲み会もあり、直ぐ仲良くなりました。部活で大会に行ったり、私の誕生日祝いをしてくれたり、忘年会も一緒にしました。その他には、大学祭やお神輿担ぎ、WSKサークルのハロウィンパーティ、交通安全の発表に参加したおかげで日本を知りました。「国際交流会ともだち」サークルと別府にも行き、初めて温泉に入りました。熱かったけど気持ちよかったです。 授業でも様々な人に出会いました。ここで知り合った人は全員出会って良かったと思います。これからも楽しい人に出会えることを願っています。勉強も頑張りたいと思います。半年間の思い出科目等履修生オズデル イレム ギュル(トルコ・ボアジチ大学) 下関市の花がハマユウであることを知っていましたか?唐戸周辺は埋め立てられて昔とは随分変わったことを知っていましたか?下関市立大学のスタンプを見たことありますか? 私は2019年4月から下関市立大学にトルコからの留学生として通っています。そろそろトルコに帰る日が近づいてきた最近では、よく日本へ来た初日のことを思い出します。来日した時には日本とトルコの全く異なる文化や言語や人柄について不安がたくさんありました。しかし、1年間の出来事に期待しながらわくわくとした気分でした。やがてだんだん新しい生活に慣れてきて、日本、特に下関のことをたくさん学びました。素晴らしい人と出会って友達になったり、旅行先できれいな景色を見たりしながら美味しい料理を食べ、忘れられない1年間を過ごさせてもらいました。将来は下関に戻って来たいと思うほど、まるで他国にある故郷のように感じるようになりました。 留学したいと思っている皆さんもぜひいろいろなことに挑戦して経験してみてください。忘れられない一年間交換留学生謝 育岭(台湾・銘傳大学から派遣) 2019年9月に日本に来ました。台湾にいる時は、あまり紅葉を見る機会が無いので、ずっと紅葉狩りをしたいと思っていました。 国際交流センターの外側通路には、いろいろな旅行に関するパンフレットがおいてあります。そのパンフレットの中にあった長府庭園の美しい風景を見て、遊びに行くことにしました。 長府庭園には、池、書院、茶屋がありました。かつての静かなたたずまいが今日まで残されています。そして、広い園内を散歩するとリラックスし、売店で購入した昔懐かしいラムネを片手に、ゆっくり池を眺めるのもいいです。長府庭園は紅葉だけではなく、季節によって風景が変わります。例えば、1月から3月までは梅花で、4月から5月までは枝垂れ桜で、5月から6月までは菖蒲とアジサイです。 日本に留学する前は、桜や紅葉を見たことがなかったので、このような経験は非常に珍しく感じました。下関市には、素晴らしい観光地がいっぱいありますが、長府庭園がいま一番お勧めです!秋の長府庭園で交換留学生朴 宰亨(韓国・東義大学校から派遣) 2019年の4月から下関市立大学に留学しています。下関市立大学には、世界各国からの留学生が日本語学習のために来ており、私はその留学生たちと母語以外の第2の言語でコミュニケーションをして信頼を築くことができたのは本当に良かったです。もちろん最初は下手な日本語や人見知りのせいで照れくさかったけど、親睦会と授業を通じてすぐ友達になれました。他の留学生と友達になった後は自分の話をもっと伝えたくて日本語に対する関心も大きくなりました。日本語学習だけを中心に留学期間を過ごしていたら途中で苦しくなって諦めたかもしれませんが、寮での親睦会や料理会などを通じて充実した留学生活を送ることができました。他にも中国人留学生の毛君と一緒に行った熊本旅行や寮で一緒にした花火は本当に貴重な経験になり、私の背を押す力にもなりました。このエッセイを書いている今、残りわずかな留学期間ですがその短い時間にも多くの経験をしてそこから学ぼうと思います。下関で得たもの

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