下関市立大学 大学案内 2021
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学生に伝えたいこと学問は、既存の知識・常識を疑うところから始まる。学生に伝えたいこと命令されて考えるのではなく、自分の頭で考える。飯塚 本学では、地域経済と国際経済、どちらも同時に追究するという、ある意味贅沢で欲張りな理念を掲げています。最近では文部科学省なども「グローカル人材」の育成を唱え始めましたが、本学では実は50年前から理念としていました。この理念に私は大いに共感しておりますし、本学の先見性が如実に表れているとも感じています。さらにそれを着実にこなし、これまで成果を積み上げてきたことにも誇りを持っています。関野 しかも、単科大学にも関わらず、ローカル、グローバルのいずれかに偏った学問体系を取っていないのは全国的に珍しいことです。さらに、経済学、社会学、政治学、歴史学、法学等、多角的な学びの幅を考えれば、社会科学総合大学と言える内容です。地域経済、国際経済それぞれを専門とする教員も充実しており、国立大学に決して劣らない布陣だと自信を持っています。この充実した人員は本学最大の財産だと思っています。飯塚 私は、他大学と比較してもグローバル化が非常に進んでいるところが本学の魅力だと思います。例えば、世界に合計13校の協定校があり、多くの学生が協定校へ派遣留学あるいは短期語学研修に積極的に参加しています。国際インターンシップにも参加できるほか、授業として釜山ウォーキングや韓国スキー実習などもあります。こうして盛んに交流することで、留学生には日本語向上の場に、日本人学生にとってはよい刺激を受ける場になっていますね。関野教授はどのような点に魅力を感じていらっしゃいますか?関野 やはり深みのある学びですね。高い専門性を持った教員たちが、内側深くまで掘り下げて到達した学問的な背景がきちんとある教育を施しますので、そこは本当に魅力ですよ。就職だけを目的とした学びではなく、その後、何十年と社会で生き抜いていくために必要となる「自分で考える力」を磨いていくわけですから。飯塚 そうですね。しかもゼミに特化した3・4年次で研究、ディベートを重ね、最終的に卒業論文にすることで、自分の考えを他者に伝える術を身につけます。勉学の成果を掲載する学生論集「赤馬」に寄せられる論文は年々増え続けており、学生の意欲と本学の成長を感じています。飯塚 本学が求める学生は「社会の多様な問題に関心を持ち、主体的に学ぼうとする意欲とチャレンジ精神に富み、論理的な読解力と数量的な分析力を備えた多彩な学生」というアドミッションポリシーのとおりですが、これに加え、考える力、物事を疑う力を持った学生にどんどん入学して欲しいと思っています。学問は既存の知識・常識を疑うところから始まると私は考えていますので、それができる学生と共にいろんな経済・社会の問題を考えていきたいですね。関野教授はいかがですか?関野 主体的に学ぼうという意欲、精神があることはもちろんですが、単なる関心に止まることなくさらに一歩進んでくれる学生がいいですね。健全な批判精神や危機意識をもって、自分自身のことも、社会のことも、地域のあり方も考えられる学生であれば、本学の教員らとの親和性も非常に高く、お互いに影響し合うことで確実に相乗効果をもたらします。命令されて考えるのではなく、自分の頭で考えられることがこの現代社会を生き抜くための重要なポイントですから、学生と教員と切磋琢磨し、そういった部分を双方が磨いていってくれたら嬉しいですね。地域経済と国際経済、ともに追究を目指す贅沢な理念充実の語学教育と根拠ある学びが魅力うわべだけの学びではなく、「自分ごと」として追求して欲しい地域経済も国際経済もバランスよく学ぶその学問体系、そして、歴史的背景に裏付けされた確かな学びが「自分で考える力」を備えた職業人を育てます。学部教授対談 | 学部メッセージ13SHIMONOSEKI CITY UNIVERSITY学部長国際商学科飯塚 靖 教授Iitsuka Yasushi副学部長経済学科関野 秀明 教授Sekino Hideaki経済学部経済学科国際商学科公共マネジメント学科大学院経済学研究科地域交流国際交流キャリア支援キャンパスライフ入試情報

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