下関市立大学 大学案内 2021
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経済学の専門知識を修得し現代社会の諸問題を分析経済学科14SHIMONOSEKI CITY UNIVERSITY「お金」の流れを科学するディプロマポリシー 経済学科では、ミクロ経済学、マクロ経済学、経済原論に関する基礎的知識をもとに、経済分析、金融、財政、社会政策、グローバル経済、地域経済・社会に関する理論・歴史・政策の基本的知識を幅広く獲得し、それらのなかから自らの専門分野の応用知識を深く修得し、専門演習などを通じて現代社会が当面する経済的・社会的諸問題を自ら分析し論理的に表現する力を身につけた学生に、学士(経済学)の学位を授与します。 「経済」という言葉を聞くと、「お金」に関係することをイメージする人が多いでしょう。世の中で、「お金」は、多国籍企業の資金決済や各国の財政、為替市場・株式市場などでグローバルに巨額が日々動いている一方で、身近なところではコンビニでの買い物や、地元の会社で働いて得られる賃金が銀行の預金口座に入り、ATMから引き出す作業などを通じてローカルにも日々動いています。経済学とは、このような「お金」の流れを科学する学問です。「お金」は、世の中の誰かが何らかの意図をもって動かしています。 経済学を学ぶことは、「お金」の流れを通じて、世の中に絡み合った様々な人間の意志を解きほぐす作業だといえるかもしれません。

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