経済学部経済学科国際商学科公共マネジメント学科研究・大学院紹介地域交流国際交流キャリア支援キャンパスライフ入試情報39SHIMONOSEKI CITY UNIVERSITY学生の活動の一例をご紹介します。「日本遺産探Q会」日本遺産探Q会は、本学の学生が主体となり、下関市内及び関門地域の各種組織と連携しながら、下関市及び北九州市が共同で申請した日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」の認知度向上を目的に活動しているサークルです。年間を通して活動に取り組みました。 日本遺産は、文化庁が地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを認定したものです。日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡~時の停車場、近代化の記憶~」は、認定から3年以上経つものの市内外の知名度は低いため、それを向上させるべく、フィールドワークを主とした調査・研究、ホームページやSNSによる発信を行っています。 春の市民まつりにて下関市にある六連島のパンフレットやポスターの展示ブースを作り、来場者の方に六連島や日本遺産の魅力をPRしました。4月上旬参加した学生の声高橋 勇之介さん Takahashi Yunosuke経済学科2019年度卒業山口県立光高等学校 出身活動のスケジュール 北九州市若松地区へフィールドワークに行きました。下関市だけでなく、お隣の北九州市の日本遺産についても学びました。5月下旬 サークル外の学生をつれて、六連島にて島歩きを企画しました。2018年に作ったパンフレットをもとに、島の方々にも協力していただきながら、一緒に島の魅力を探索しました。6月下旬 関門地域共同研究会成果報告会に参加し、日本遺産探Q会での活動の報告や文化財の魅力について、これまでの活動を学生目線で報告しました。7月下旬 関門海峡キャンドルナイト2019にスタッフとして参加しました。クイズラリーを企画し、イベントを盛り上げました。11月中旬 私は、「日本遺産探Q会」に所属し、様々な活動を通してできた繋がりや経験をさらに生かせるよう取り組みました。これまでの活動で特に印象に残っているのは、11月に開催された関門海峡キャンドルナイトです。今回で2度目の参加となりますが、イベント成功のために5月から運営の方と会議を重ねました。回を重ねるごとにより深く関われ、地域の方の「イベントを成功させたい」という思いが伝わり、一層活動にも力が入りました。2018年に続き、私たちはクイズスタンプラリーを企画しました。キャンドルで彩られた街歩きとクイズが楽しめると多くの方々に参加していただくことができ、大きな達成感を得ました。 「日本遺産探Q会」の様々なサークル活動を通して、日本遺産について知らない人に魅力を伝えると同時に、私たち自身も地域の魅力を再発見する事ができました。地域を知り、地域の人々と関わった経験は、今後、自分自身にとっても大きな財産になると思います。地域に関わり魅力を再発見
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