41SHIMONOSEKI CITY UNIVERSITY附属地域共創センター附属地域共創センターの役割 以下の目的を達成するために、3部門体制で対応しています。附属地域共創センタ-は、「共創による大学づくり」をコンセプトに、地域のシンクタンクとして機能すべく、2008(平成20)年4月に設置されました。地域共創センタ-の活動目的は、教職員と学生が下関を中心とする地域の住民と協働する機会を創り出し、地域の伸張発展に貢献することにあります。この「伸張発展」の内容は、単に景気指標などで表わされるものではなく、言わば地域住民が「総合的に」満足を得られることを指していると言えます。地域調査研究部門 本学教員が、地域の問題等について研究を行う地域共創研究、北九州市立大学との共同研究である関門地域共同研究、さらには国際共同研究、自主調査研究、受託調査研究を実施しています。 関門地域共同研究では、関門地域における課題を対象に調査・研究を展開し、毎年成果報告会を開催しています。国際共同研究では、海外提携校と共同で研究を行い、国際的な学術振興に寄与しています。地域教育活動部門 コミュニティに根ざした地域に貢献できる大学を目指して、本学の研究成果を地域の皆さんにも還元し、幅広い学びの場を提供することで、地域住民と大学との距離を縮め、地域の中における「知の拠点」としての役割を果たせるよう活動しています。 具体的には、市民を対象に講演や講義を行う市民大学公開講座や、大学の講義を学生と共に聴講できる開放授業、教員が出向いて講義を行う出前講座など、多様な教育プログラムを開講しています。アーカイブ部門 アーカイブ部門では、地域に関する史資料の収集や保管、公開を行っています。とりわけ、特徴的なのは、ふく資料室と鯨資料室があることです。 下関市の水産業の象徴である、フグや鯨に関する貴重な資料が失われていくのを防ぎ、集めた資料を公開することで、下関の魅力を多くの方により深く知っていただきたい、それが資料室の目的です。シンポジウムの開催、広報誌の発行などと併せて、今後も様々な情報発信をしていきます。地域の経済、歴史及び文化に関する調査及び研究の実施地域の住民を対象とした教育プログラムの企画や実施地域の史資料や情報を集め広く市民に提供すること関門地域共同研究会成果報告会鯨資料室シンポジウム鯨関連資料地域の史資料ふく関連資料テーマ講座「下関から地方創生に向けた大学の役割を考える」出前講座「まちづくりワークショップ」公開講座「流通とはどのような経済活動か」地域共創センター年報123経済学部経済学科国際商学科公共マネジメント学科研究・大学院紹介地域交流国際交流キャリア支援キャンパスライフ入試情報
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