45SHIMONOSEKI CITY UNIVERSITY榎本 妃呂古さん Enomoto Hiroko国際商学科 4年徳島県立徳島北高等学校 出身現地にとけ込むことで文化を理解できたトルコ生活 留学先:トルコ/ボアジチ大学 英語圏以外での留学を考えたのは、異文化にも触れたいと思ったからです。トルコは第一言語がトルコ語で、アジアとヨーロッパを結び、悠久の歴史を持った土地。人生で二度とない機会だと思いました。授業の殆どは英語ですが、一歩大学を出るとトルコ語が飛び交う生活で苦労しましたが、授業の復習や友人との会話など、トルコ語を話すよう心がけて身につけていきました。おかげで多くの人との交流が増え、スーパーの人と仲良くなりおまけをもらったり、小さな子どもと遊んだり、トルコの文化に対して理解も深められました。 2学期の終わり頃、「日本週間」という日本にゆかりのあるものを展示したり、着付け体験などを行なうイベントがあり、私は得意な書道を生かし来客者の名前を漢字に充て販売しました。これをきっかけに日本を知ってもらい異文化交流を実感できました。トルコで生活するなか、自然と様々な文化や考え方を認識でき、多角的なものの見方ができるようになったことは、自身の成長に繋がっています。キャンパスから世界へ将来のための準備をする学生に刺激を受けた 韓国の大学では日本語学科専攻でしたが、兵役後に日本語学校に通い再び大学へ戻った時、カタカナや漢字が読めない、やる気のない学生が多い現状に驚きました。先生に相談し、後押しを受け日本への留学を決心しました。日本の生活習慣や大学の授業についていけるのか不安はありましたが、1年次に授業で必要な日本語が学べるカリキュラムや「留学生チューター」と「国際交流センター」のサポートで解決しました。2年次に受けたキャリアデザインの授業で、隣の席の学生と就職について話をした時、すでに就職対策として毎週企業の人と会ったり、資格を取得したりと「自分に何が必要なのかについて考えている」ことを聞きました。それを聞き私は「自分の未来をしっかりと考えている」と愕然としました。意欲がなかった自分は、留学生活でたくさんの刺激を受け、目標を立て実践するための努力を惜しまずできるようになりました。今は自分の未来についても真剣に考えるとともに、留学生チューターとなり、後輩を支援し、刺激を与えられることができるよう頑張っています。金 運植さん Kim Woonsik国際商学科 3年韓国 出身世界からキャンパスへ経済学部経済学科国際商学科公共マネジメント学科研究・大学院紹介地域交流国際交流キャリア支援キャンパスライフ入試情報
元のページ ../index.html#47