下関市立大学 大学案内 2021
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53SHIMONOSEKI CITY UNIVERSITYキャリア教育の一環としてPBLを実施しています。PBLとは、企業や行政などからいただく課題や問題について、学生が社会人から指導を受けながら、その課題や問題に向けて取り組む科目です。PBLを通じて、学生はチームワーク構築の重要性を学び、コミュニケーション能力の向上などを図ることができます。12月には、各企業のご担当者様をお招きして中間報告会を実施し、パワーポイントを使っての発表を行い、中間報告会の内容を踏まえて1月末に活動報告をまとめます。社会や産業界のグローバル化の進展に伴い、シンガポールにおいても実施しています。課題解決型学習PBL       | 産官学が連携した実践教育の推進PBL活動の様子今までのテーマ例 (過去3年分)2017年度■バス利用者を増加させる方法について■下関のアスパラガスを広めるための方策 (販売促進を中心に)■一風堂が海外でさらに顧客満足を得るためには■国際見本市における下関ブースのサポート、 及び他ブースのリサーチ2018年度■ハロウィンかぼちゃの需要創出に 効果的なイベントプロデュース■国際見本市における下関ブースの サポート、及び他ブースのリサーチ2019年度■ハロウィンかぼちゃイベントの飛躍的発展■国際食品商談会における下関ブースの 運営とマーケティングリサーチ自分の役割を理解し、行動する力が身についたテーマ 「沖縄大交易会における下関ブースの運営サポート」赤岸 真実さん Akagishi Mami経済学科 4年/山口県立下関中等教育学校 出身PBL経験者の声▲2019年度の国際食品商談会における下関ブースの運営とマーケティングリサーチ▲下関のアスパラガスを広めるための方策(販売促進を中心に)▲2019年度ハロウィンかぼちゃイベントの飛躍的発展▲一風堂が海外でさらに顧客満足を得るためには 全国の特産品等を海外販路へつなげる、日本最大規模の「食」をテーマとした国際食品商談会「7th沖縄大交易会2019」で、下関ブースの運営・サポートを行いました。事前準備として企業訪問を行い、会社の特徴や取り扱い商品について理解を深め、計画を進めました。万全で臨んだ初日は、各々の動きが分からずグループ活動を行う際の役割分担の重要性を感じました。また、分かっていたはずの商品知識も不十分で満足いかない結果でしたが、翌日は、前日の反省を生かし役割分担や商品知識の再確認を行った結果、達成感を得られることができました。会場では、海外のバイヤーとも英語でコミュニケーションでき貴重な経験となりました。PBLを通して身についた国際感覚や企業の方へ接するマナーは、今後、自分の成長のためにも役立てていきたいと思います。Project Based Learning経済学部経済学科国際商学科公共マネジメント学科研究・大学院紹介地域交流国際交流キャリア支援キャンパスライフ入試情報

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