55SHIMONOSEKI CITY UNIVERSITY社会で活躍する先輩たち | 専門分野を極める 下関市立大学を志望した理由は、中国北京大学との交換留学協定校だということと、学生に対する教職員の数に恵まれている点です。入学時より留学のために始めた中国語の勉強は苦労の連続でしたが、努力を積み重ねた結果、派遣留学できることになりました。また苦戦していた中国語も留学や国際インターンシップ(伊藤忠商事/中国青島市)などの経験を経て、卒業迄には習得することが出来ました。留学を通してできた世界中にいる仲間は、今でもかけがえのない存在であり、私の原点です。印象深い出来事は、学内で行われた「市大みらいフォーラム」でのディスカッションで、意見を述べたことをすぐに反映して頂けたことです。このように下関市立大学ならではの開かれた制度により、多くのチャレンジができたことは自身の強みにもなり、さらには、念ずれば通ずる(実現するまで、チャレンジをやめない) という私の一番強い信念を更に強いものにできた場でもあります。 現在、世界中の港で、商船への物資・サービスのサプライを行っています。地球の反対側を航行している商船とは、時差が12時間ありますし、航海に従事している商船に土日は関係ありません。想像を絶するハードワークですが、世界物流の主役である海上輸送を通し、世界を舞台に戦っている実感は日々感じています。入社時より発信し続けていた、海外支店開設を現実のものにでき、シンガポール支店の立ち上げ要員にと抜擢して頂けました。在学中に習得した中国語及び海外での生活経験が、今のビジネスに大いに役立っています。 これまでの経験から、どこに所属するかよりも「そこで何をしたのか」が本質だと考えます。目的を明確に持ち、昨日の自分に負けないように日々挑めば、10年後の自分は思いのままです。自分の意志で人生を切り拓くことのできる人材になれる入り口は、下関市立大学です。大久保 智広さん Okubo Tomohiro2009年度卒業在学中は経済学科、体育会柔道部に所属。また、学内の留学生チューターや現代GP、交換留学、国際インターンシップなどに参加し国土交通省中国地方学生活動も行った。チャレンジ精神を掻き立てた、開かれた制度仕事の相手は世界中にいるMESSAGEMEMORIES思い出\ 在学中の写真 /2009年度卒業就職先株式会社カナックスシンガポール支店CASE1念ずれば通ず。経済学科経済学部経済学科国際商学科公共マネジメント学科研究・大学院紹介地域交流国際交流キャリア支援キャンパスライフ入試情報
元のページ ../index.html#57