山陽小野田市立山口東京理科大学 2021 Campus Guide
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Messages from Graduates卒業生からのメッセージ甲斐 喬弥さん2019年3月卒業 応用化学科勤務先:山陽小野田市役所 2年次の終わりに学生を集めてキャリア研究サークルを立ち上げました。企業・公務員・大学院と、それぞれが目指す将来に向けて勉強を始めたのですが、公務員に関しては情報収集に苦戦していました。どうしようかと悩んでいたとき、事務職員の方とお話をする機会があり、外部講師による公務員講座を開催してはどうかという話になりました。そこで、3年次の5月から学内で本格的な公務員講座がスタートしました。テキストを使った勉強、試験傾向に合わせた対策など、スケジュールに沿って計画的な準備を進めることで、着実に力を身につけることができました。受講料が安い上に内容が充実しており、面接の練習や情報収集などのバックアップ体制も整っていたので、とても助かりました。 キャリア支援センターにも何度も足を運びました。自分がどういった分野で働きたいのかを整理し、面接の練習やエントリーシートの添削などをしていただいたおかげで、自分の強みや弱みを再確認することができました。 また、いろいろな人とつながりを持つことが自分のプラスになると考えて、1年次からボランティア活動に積極的に参加しました。さまざまな活動に参加するなかで、特に印象に残っているのが、3年次に参加した山口県主催のプロジェクト、若者「志」ミーティングです。山陽小野田市の魅力や可能性について半年間かけて調べて発表を行ったことで、地域に密着した仕事に就きたい、公務員になりたいという思いを一層強くしました。 就職活動はさまざまな点で自分を成長させるチャンスです。第1志望の内定を獲得するために、あきらめない強い気持ちを持ち、体調管理に気をつけることが大切です。それぞれの目指す内定を勝ち取り、残りの大学生活を楽しんでください。公務員講座のおかげで試験までの長期戦を乗り切れた 入社して1年が過ぎ、きっぷの発売や列車の案内放送、駅の事務的作業、社内発表会の資料作成、地域の観光案内など、さまざまな仕事を経験させていただいています。この仕事のやりがいは、「自分の仕事が列車を利用されるお客様一人ひとりの思い出や幸せをつくっている」ということです。そして、子どもたちに夢を与えられる仕事に携われることを誇りに感じながら、毎日の業務に取り組んでいます。 山陽小野田市立山口東京理科大学は、学びの環境がとても充実しています。私は、姉妹校である東京理科大学での講義体験、地域企業でのインターンシップ体験、キャリア支援センターでのカウンセリングなど、さまざまな制度を利用しました。在学中にいろいろな経験ができたおかげで、今の自分があると思っています。 また、ボランティア活動やアルバイト、マラソンなど、やってみたいと思ったことはできる限り挑戦してみました。活動の中で、コミュニケーション力やリーダーシップ、あきらめずに努力する力を身につけることができたと感じています。大学4年間でプレゼンをする機会もたくさんあったので、傍聴者を納得させるようなプレゼン力は今の職場で大きく活かされています。このように、努力と行動次第で自分の可能性を広げることができます。これこそが、山陽小野田市立山口東京理科大学の魅力だと感じています。 大学時代は、専門知識を学ぶだけでなく、いろいろな人と出会い、いろいろなことに挑戦できる期間であり、社会に羽ばたくための最終準備期間だと思います。自分ができることをやるのではなく、やってみたいことに挑戦してみる。そうすることで、視野をもっと広げていけるはずです。人生を楽に過ごすのではなく、楽しく過ごすために、有意義な大学生活を送ってください。川﨑 大輔さん2018年3月卒業 応用化学科勤務先:九州旅客鉄道株式会社たくさんの挑戦と経験が可能性を広げる力になる38工学部応用化学科

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