血管収縮のメカニズムを解析しながら、高血圧薬の開発を目指しています。また、アメリカの大学出身ということを生かして、山陽小野田市から海外に視野を広げた研究活動も行っています。世界の中の山陽小野田市でともに学びましょう。百渓 江 教授生命科学系 薬学倫理学分野担当分野[Ph.D.]今日の超高齢化社会の日本では100歳という長寿命が現実的となってきました。そして社会生活を送ることができる高いQOL(生活の質)の維持が求められ、医療に対する需要は高まる一方です。この解決手段として注目されているのが再生医療です。研究を通じた新しい細胞治療法の開発と人材育成を目指しています。嶋本 顕 教授生命科学系 再生医療学分野担当分野[理学博士]講義は免疫学を担当します。研究は免疫学を軸に様々な学術分野を積極的に取り入れて遂行しています。やりたいこと、興味を持ったこと、やれることは全てやってみる。続けていればきっと楽しいことに巡り合える、と信じています。篠原 久明 教授生命科学系 生体防御学分野担当分野[博士(医学)]生命現象を記述するのに必要な「量」を測り、生命現象を起こす仕組みを「制御」することを今の研究のミッションとしています。Physical matterとは、宇宙のどこでも同じ仕組みの上に成り立つもので、人類共通の知識として科学の言葉で記述できるものです。一方、私たちがケアする人体には心があり、物理法則に縛られる必要のない無限の想像力を誰もが持っています。薬学を通して物理的な身体機能の理想的な制御法を追求しながら、無限に広がる心と向かい合う、人としての技術、人を思い描く想像力を保ち、また成長していきたいです。広井 賀子 教授物理化学系 生命物理化学分野担当分野[博士(医学)][博士(薬学)]意図的・非意図的に生産されるナノ粒子の健康影響、特に次世代への影響を解明し、その克服法を開発しています。ナノ粒子にはナノテクノロジーの基盤材料やPM2.5や自動車の排ガス、タバコの煙に含まれる超微小粒子などが含まれます。病を未然に防ぎ、病にならないようにすることが目標です。武田 健 教授健康科学系 衛生化学分野担当分野[薬学博士、医学博士]学問を学ぶことは楽しい。楽しくなければ学問ではない。なかでも薬学はもっとも楽しい。楽しくなければ薬学ではない。そんなに楽しい薬学をみなさんに伝えることで、さらに深く薬学の楽しさを学んでいます。もっともっと、薬学を一緒に楽しみましょう。 望月 正隆 教授有機化学系 基礎薬学分野担当分野[薬学博士]モノを創り上げるワクワク感、理系に進んだ誰しもが幼い頃から今までに感じたことがあるのではないでしょうか。私が専門とする有機合成化学は薬又はその原料となり得るような複雑な化合物を効率良く創り出す方法を研究しています。私達と共に薬を創るワクワク感を感じませんか。 松永 浩文 教授有機化学系 薬品製造化学分野担当分野[博士(薬学)]健康(健幸)社会の実現に寄与する生薬、漢方薬を生かした研究を広範に展開しています。心身に働きかける生薬、漢方薬の効果は深遠で、謎が多く、大変魅力的です。最新の知識をもとに先端技術を駆使することでその謎を解き明かし、社会のニーズに応えていきたいと考えています。田中 宏幸 教授健康科学系 生薬学・漢方分野担当分野薬学に関わる研究は、試験管などを使った科学的な実験だけではありません。私は、これまで公務員として長年行政に携わってきましたので、大学ではこの経験を活かし、薬学に関連した社会的な課題に対応するための研究を行っていきたいと思います。生体のストレス応答システムを分子レベルで理解し、薬理的に制御できる薬物の解明を目指しています。小胞体を発信基地としたストレス応答システムを解明することで、神経変性疾患や代謝性疾患の治療薬解明につなげることを目標にしています。共に新発見を目指してチャレンジしていけたらと思います。下川 昌文 教授医療薬学系 医薬品評価学分野担当分野[博士(薬科学)]細井 徹 教授臨床薬学系 臨床薬理学分野担当分野[博士(薬学)]50薬学部薬学科
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