山陽小野田市立山口東京理科大学 研究・教員紹介BOOK 2023-2024
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工学部数理情報科学科工学部数理情報科学科 #エージェント技術 #制御ソフトウェア#ソフトウェア開発 #モノづくりに貢献KAMBAYASHI,Yasushi●Ph.D. in Engineering■ソフトウェア科学、KUMAZAWA,Tsutomu●博士(学術)■計算機科学、計算理論、数理政治学ソフトウェア工学研究チームのみなさんと。左端の学生がもつのが手作りの群ロボット、右端の学生がもつのが協調するUAV。東京理科大学野田キャンパスにて。エージェントにより複数のロボットが協調動作をする概念図フルートとピアノが趣味です。プロの演奏家と同じステージに立つという一生に一度の機会を得ました。群知能と呼ばれる人工知能の一種をソフトウェアの検査に応用。コンピュータで働きアリの群れの動きを擬似的に再現し、ソフトウェアの間違いを調べます。人間が品質について持っている知識を活用することで、調査が進むにつれて働きアリに変化を持たせる工夫も行っています。古典から漫画までジャンルを問わず読書が好きです。神田川の桜を待ち受けにしたiPadが相棒です。Department of Informatics and Date ScienceFACULTY OF ENGINEERINGエージェントシステムで暮らしを守るエージェント技術を駆使し、生活に役立つシステムをエージェント技術により、柔軟な制御ソフトウェアの構築をめざしています。エージェントにより並列処理が自然に記述できるだけでなく、アルゴリズムも単純にすることができます。現在取り組んでいるプロジェクトには、スマートフォン間を移動して災害時に情報収集と避難誘導するエージェントシステム、複数のUAVを制御して避難誘導するエージェントシステム、侵入者を検知して追跡する群ロボットを制御するエージェントシステム等があります。神林靖教授ソフトウェアでモノづくりに貢献するソフトウェア開発における検査工程の自動化を研究検査工程の自動化を研究モノづくりを支えているのは高品質の製品を工程に沿って作り上げる技術です。これはソフトウェアの開発でも例外ではありません。当研究室はソフトウェア開発における検査工程の自動化を研究しています。特に、ソフトウェアが正しく作られているかをコンピュータで自動的に調べる方法の研究開発を行っています。私たち人間が持つ経験的な知識を活用しながら、無駄のない検査を実現することで、ソフトウェアによるモノづくりに貢献していくことをめざしています。熊澤努教授工学部数理情報科学科

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