薬学部薬学部 薬学科薬学科薬学部 薬学部 薬学科薬学科#生理機能 #薬の開発#免疫細胞 #免疫B細胞#再生医療 #iPS細胞 #幹細胞#新薬 #医療開発技術KIMURA, Hideo●薬学博士■医療薬学系 薬理学分野SHINOHARA, Hisaaki●博士(医学)■生命科学系 生体防御学分野運動不足解消のために、大学周辺を散歩します。写真は大学近くにある竜王山を散歩しているときに撮影したアサギマダラです。講義でも活躍しているわが家の末っ子、篠原大吉です。H2Sによって細胞内にカルシウムが入っていく様子。赤>黄>緑の順で、カルシウムが多く入っていく様子を示しています。H2Snが酵素によって細胞内で生合成されることを示しています。H2Snを生合成している細胞は緑色に光っています。免疫細胞の活性化の仕組みを研究しています。コンピューターによるシミュレーションと細胞を使った実験で、新しい薬の標的を明らかにしようとしています。SHIMAMOTO, Akira●理学博士■生命科学系 再生医療学分野SHIMOKAWA, Masafumi●博士(薬科学)■医療薬学系 医薬品評価学分野研究で疲れたときは、山奥のカフェで命の洗濯をしたり、フグを食べて英気を養います。最後は笑顔でこの研究室を卒業していきます。ヒト細胞の写真。左がテロメアが長く元気で若い細胞。右が多くの細胞分裂回数を経てテロメアが短くなり、老化し劣化した細胞。ヒトの染色体末端には“TTAGGG”の繰り返しで構成されるテロメア構造があり、染色体末端を保護しています。同じ内容ごとに色で分類された論文(ひとつの点)の集合体の図です。分類(クラスタ)ごとの論文数の年次変化から、技術開発の活発度がわかります。美味しいパンやスイーツの店を探すのが好きです。宇部のベーグルはドーナツ型ではない?免疫細胞の活性化の仕組みを研究免疫細胞の活性化の仕組みを研究免疫細胞は加齢にともない機能が下がることで、「COVID-19(新型コロナウイルス)のような感染症にかかりやすく重症化する」「自分に対する抗体・炎症性サイトカインを産生し疾患を発症・悪化させる」と考えられています。細胞内で起こる複雑な現象をコンピューターによる計算と細胞を使った実験を行い、免疫B細胞の活性化の仕組み、とくに老化によって変わってしまう機能を理解しようとしています。仕組みを理解することで、新しい薬の標的が明らかになると考えています。篠原久明教授再生医療に役立つ細胞の機能維持・向上の研究再生医療に役立つ細胞の機能維持・向上の研究これまでの医療では治すことができなかった難病(脊髄損傷、脳■塞、心疾患、肝臓疾患など)に、細胞を使った治療を提供するのが再生医療です。再生医療には培養した細胞を用いますが、培養操作や細胞分裂の回数によって細胞は傷んだり、変性して使えなくなります。私達は、早老症ウェルナー症候群、テロメア、老化、培養技術、そして機械学習をキーワードに、再生医療に役立つiPS細胞や幹細胞の機能や品質の維持・向上をめざして、日々研究しています。嶋本顕教授生体分子の可能性を追究する生理活性物質の生合成と機能、それに関わる疾患の研究生理活性物質の生合成と機能、それに関わる疾患の研究卵の腐敗臭や温泉のイオウ臭などで有名な硫化水素(H2S)と、H2Sよりもイオウ原子の数が多いポリサルファイド(H2Sn)は、体内の酵素によって生合成されます。これらは神経伝達や血圧の調節、細胞の酸化ストレスからの保護、抗炎症、酸素濃度センサー、ミトコンドリアにおけるエネルギーの産生など、多様な生理機能を担っています。当研究室では、その生合成と生理機能について研究しています。この研究をもとに、他の研究室では心不全治療薬、関節痛治療薬、胃潰瘍治療薬などの開発が進んでいます。木村英雄教授新しい薬の標的を明らかに!再生医療で難病に挑む!めざせ!素早い新薬の認可世界の情報から新しい医薬品開発技術を見つける研究世界の情報から新しい医薬品開発技術を見つける研究製薬企業が厚生労働省に新薬の申請をすると、認可に当たっての審査が行われます。しかし、これまでにない画期的なメカニズムで効く薬などの場合、どのように審査すれば良いのか審査方針の検討に時間がとられ、その結果、日本で新薬が使えるまでの時間が長くなる場合もあります。これを防止し、あらかじめ準備ができるようにするため、世界の何万もの論文などの内容をコンピューターにより分類し、世界で開発中の有望な医薬品開発技術を開発初期の段階で発見する手法の研究をしています。下川昌文教授
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