薬学部薬学部 薬学科薬学科薬学部 薬学部 薬学科薬学科#ナノ粒子 #病気を未然に防ぐ#生薬 #漢方 #資源探索研究#小胞体 #がんの新しい治療薬#がん治療 #生体内のユビキチン化TAKEDA, Ken●薬学博士・医学博士■健康科学系 衛生化学分野TANAKA, Hiroyuki●博士(薬学)■健康科学系 生薬学・漢方分野前職の時代につくった粒子曝露装置(日本の大学では唯一の装置)。妊娠期ディーゼル排ガス曝露の仔の海馬末梢血管(マウス11週)、末梢血管(V)が閉塞(栃木臨床病理研究所菅又昌夫博士撮影)。学生時代は山のクラブに夢中になり、南、北、中央アルプスなどを歩きました。写真は夏山スキーの様子。抗体を用いたサルビア・ディビノラムの生理活性成分サルビノリンの分析法の開発。クリーンベンチ内で分析に用いる抗体の調製を行っている様子。山陽小野田市の市民の方を対象とした野外観察会を通じて、薬用植物の啓蒙活動を行っています。NISHIMOTO, Arata●博士(生命科学)■生命科学系 基礎薬学分野HOSOI, Toru●博士(薬学)■臨床薬学系 臨床薬理学分野高校時代に基礎医学研究に興味を持ち、生命科学の分野に。大学院修了後、国内外の研究機関で経験を積み、2021年春より当薬学部に所属しています。(右は大学入学時の写真)山口は、いろいろな生き物や植物が生息する、自然が豊富で魅力あふれる土地です。写真は大学構内で見かけたアサギマダラです。マウス皮下に植え込んだヒトがん細胞の各薬剤投与後の造腫瘍性の変化(右)と14日間各薬剤を投与した後のマウス皮下腫瘍(左)。抗体プレートに膵臓がん細胞由来のタンパク質抽出液を添加し、リン酸化タンパク質の量をスキャナーにより測定した結果の一例。生体にさまざまなストレスが負荷されることで、恒常性維持機構が働かなくなった結果、病気の発症に至ります。小胞体ストレスが抗肥満作用を有するレプチンシグナルを抑制し、肥満の原因になることを明らかにした研究結果です。小さな粒子の次世代健康影響に関する研究小さな粒子の次世代健康影響に関する研究ウイルスや細菌ではない極めて小さな粒子(ナノ粒子)が体に入ると、病気の原因になったり、病気を悪化させたりします。とくに妊婦の体に入ると、生まれてきた子どもへの影響は大きくなります。大気汚染のPM2.5はよく知られていますが、実は煙草の煙にも大量のナノ粒子が含まれています。統計を使って調べる疫学研究で、さまざまな病気との因果関係がわかってきました。その中には子どもの脳の病気も含まれています。何故なのか?メカニズムを明らかにし、病気を未然に防ぐ研究を行っています。武田健教授生薬・漢方に関する幅広い研究生薬・漢方に関する幅広い研究生薬、漢方に関連する研究を幅広く進めています。生薬の原料である薬用植物の育種、栽培、調整法の最適化に関する研究や新しい薬効を見出す資源探索研究など人々の健康維持や疾病の治療を念頭にした研究を行っています。また、薬用植物から見出された貴重な生理活性化合物の分析法の開発も進めています。植物を有効に活用するためには、生理活性成分を正確に測定する必要があります。私たちは、新しい分析法として抗体を活用した方法を開発しています。田中宏幸教授小胞体ストレス関連疾患の発症機構を明らかに小胞体ストレス関連疾患の発症機構を明らかに細胞内の小胞体は、細胞内カルシウムの恒常性維持やタンパク質の正常な折り畳みを担っています。その機能に不具合が起きると、異常タンパク質が蓄積し、肥満や糖尿病などの代謝性疾患、アルツハイマー病やパーキンソン病等の老化関連疾患の発症要因になると考えられています。私たちは、ストレス等の負荷により、小胞体の機能に不具合が起きる原因を明らかにすることで、これらの疾患の発症機構を明らかにし、さらに新しい治療薬の創造をめざし、日夜研究に励んでいます。細井徹教授ナノ粒子と病気の因果関係治療に役立つ漢方をがんの新規治療法の開発!大腸がん、膵臓がんに有効な抗がん剤・阻害剤の探究大腸がん、膵臓がんに有効な抗がん剤・阻害剤の探究現在、大腸がん、膵臓がんに対する治療法として、外科的手術、放射線照射とともに抗がん剤投与が広く行われています。しかし、これらの抗がん剤に耐性を示すがん細胞が出現し、再発を引き起こす場合があり、新たな治療法の開発が求められています。そこで、当研究室では、様々な抗がん剤・阻害剤を組み合わせて、培養しているがん細胞に添加し、細胞生存率を指標として、高い抗腫瘍効果を示す抗がん剤・阻害剤の新たな組み合わせの同定およびそのメカニズムの解明をめざしています。西本新教授小胞体の機能改善と新薬の開発
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