山陽小野田市立山口東京理科大学 研究・教員紹介BOOK 2023-2024
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共通教育センター共通教育センター共通教育センター共通教育センター#愛とは何か #コミュニケーションの本質#超伝導 #電子状態との関係#認知症 #アルツハイマー病の新薬開発#弦の場の理論 #DブレーンIKEDA, Yoko●修士(文学)■イギリス文学KANEYASU,Hirono●博士(理学)■理論物理・物性理論目には見えませんが「愛」は確実に存在しています。誰もが持っていたり、感じたりするこの「愛」とは、一体何かを探っています。愛の成就をめざしつつ、逞しく生きていく女性達と、彼女らを取り巻く社会を、Jane Austenの作品をとおして眺めます。普段、運動する機会がないので、せめてもと思い、ほぼ毎日ウォーキングをしています。心身共に健康でありたいと願っています。磁場中のカイラル超伝導の状態や電流を、接合の境界条件をもつ方程式を数値解析して調べてきました。ノートPCからスーパーコンピューターへアクセスしています。インターネットにつながっていれば、どの場所からでも数値計算が出来ます。理論研究のためか座っている時間が長いです。大学近くが海なので、運動に潮風のなかをサイクリングしてみることもあります。KISHIMOTO, Isao●博士(理学)■素粒子論KIMURA, Ryoichi●修士(学術)・博士(医学)■生理学・物理化学・応用物理学ボソン的開弦の場の理論の数値計算を行う際の基本となる式(作用など)を、研究室の黒板にチョークで書いてみました。前職の新潟大学教育学部で指導した卒業研究(2018年度)に関して、本学のオープンキャンパスでポスター発表したもの。県立柳井高校に入学して1か月後に行われた江田島青年の家での研修会。高校在学中に、物理に興味をもつようになりました。生命科学だけではなく、物理や化学の知識を総動員して挑む。必要ならば分野に関係なくどんどん勉強して、自分の武器に!国際共同研究先のアルバータ大学に、招待教授として赴きました。世界中に研究仲間ができるのも、脳神経科学の裾野の広さ故です。サンディエゴでの学会発表。生命科学の本場、北米での学会発表が多いですが、近年では欧州でも積極的に、研究報告をしています。「愛」を探るイギリスの文学作品をとおして、「愛とは何か」、そして「愛はどのように芽生え、育まれ、存在し続けるのか」を探っています。パソコンやスマホなどの文明の利器のおかげで、コミュニケーションは気軽で手軽なものとなりました。しかし、深く他者と関わろうとするのならば、これらの機器よりも、もっと重要な役割を果たす何かがあると私は考えています。私たちの暮らしを、より豊かにしてくれるであろう、この「何か」を探し求め、文献に当たっています。池田容子准教授超伝導の状態や現象を理論的に研究超伝導の状態や現象がどうなっているかを理論的に調べています。超伝導はふたつの電子がペアになった状態ですが、どのような理由で安定となっているか、物質の電子状態とペアを導く引力起源の関係から説明を試みています。また、磁場とカップルした電流・磁化の現象を、物質の特徴を表す数理モデルや方程式を解析して調べています。解析にはスーパーコンピューターを使うことがあり、数値解析と数式表現の両面から理解を試みています。兼安洋乃准教授弦の場の理論の数値解析から、Dブレーンを探る素粒子論分野で(超)弦の場の理論の研究をしています。究極の目標は、自然界のすべての物理法則を、超弦の場の理論を指導原理として理論的に導き出すことです。これに向けて、ボソン的開弦の場の理論の数値計算を行い、開弦の端が付着する高次元の膜(Dブレーン)について調べています。これは、物理実験や天体観測とは独立した純理論的な計算ですが、今後、現実の自然現象と密接に関係することが判明するかもしれません。岸本功准教授すべての現象は説明できる“脳”の不思議は刺激的!認知症克服に向けた、アルツハイマー病の新薬開発日本が迎えた超高齢社会において、認知症との闘いは避けてはとおれない問題です。とくにアルツハイマー病は認知症の半数以上にものぼり、その克服は緊急を要する課題です。私の研究室では、アルツハイマー病モデルマウスを用いた新薬の開発(前臨床実験)を電気生理学的実験、行動実験、生体機能イメージングなどの手法を用いて行っています。まだまだ未開の領域である臓器“脳”の摩訶不思議に触れることも多々あり、とても刺激的な研究生活です!木村良一准教授愛って何だろう?超伝導現象を理論的に解明!

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