山陽小野田市立山口東京理科大学 研究・教員紹介BOOK 2024-2025
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SUZUKI, Katsunori#新物質をデザイン #最先端の分析機器Wang Ke-HsuanSAIKI, Masatoshi医薬品や化粧品開発に関わるタンパク質の立体構造形成機構を明らかにする研究を行っています。生命活動の主役であるタンパク質は病気の発症や加齢にともない、立体構造や機能が変化します。それらの原因を解明することができれば、製薬や化粧品産業が著しく発展します。当研究室では、難病指定のアミロイドーシスに関わるタンパク質や、毛髪タンパク質、シミの原因であるメラニン沈着に関わるタンパク質などを研究対象としています。GOTO, Tatsuya環境にやさしいプラスチックなどの高分子材料を研究しています。多くの高分子材料は化石資源由来であり環境中に残り続けることから、地球温暖化やゴミ問題に関与していると言われています。これらの問題を解決する糸口として、植物資源などのバイオマスを原料としたバイオマスプラスチックや、環境中で微生物により二酸化炭素や水などの無機物まで分解される生分解性プラスチックの開発を行っています。新しい有機化合物を合成し、新物質をデザイン材料のメカニズムを解明し高効率な材料開発をめざす鈴木 克規 准教授王 可瑄 講師難病や美容に関わるタンパク質の構造形成を解明環境問題解決の糸口になる高分子材料を研究佐伯 政俊 講師後藤 達也 助教#材料開発 #メカニズムを解明#タンパク質の研究 #医薬品や化粧品開発#高分子材料 #生分解性プラスチック工学部 応用化学科工学部 応用化学科工学部 応用化学科工学部 応用化学科● 博士(理学)■ 有機元素化学・有機材料化学● 博士(工学)■ ナノ材料化学・界面化学● 博士(工学)■ 生物物理学・タンパク質科学● 博士(農学)■ 高分子科学、林産学今日では、さまざまな構造や性質をもった無数の有機化合物が知られています。これに典型元素を導入することで新しい性質をもった化合物が合成できます。当研究室では、機能性有機化合物に典型元素を組み込むことで、従来にはない構造や性質、そして機能をもった新物質をデザインします。これらを用いて新しい機能をもつ材料やこれまでにはない選択性、活性をもつ触媒の開発への応用をめざしています。物質のサイズがナノメートル程度になると、物理的・化学的性質が変化し、バルク材料と異なる特性を示すようになります。当研究室は、遷移金属や貴金属材料を精密に構造制御することで、触媒・光機能性材料・電子材料などの材料開発を行っています。たとえば、金の化学還元において、ハロゲンイオンの添加により、金ナノ粒子の形状を自在に操ることができます。これらの材料開発にあたり、その場分光測定を行い、材料のメカニズムを解明することで、より高効率な材料開発をめざしていきます。011  研究・教員紹介BOOK 2024-2025実験の休憩中の一枚。気分転換に研究室の学生たちとボードゲームをすることもあります。研究室の実験風景です。反応により得られた化合物を分離精製しているところです。最先端の分析機器(核磁気共鳴分光装置)を使い、生成物の構造を調べます。分子構造を解明するため、いろいろな装置を使います。アメリカ電気化学会という国際学会で発表した際に、空き時間に街を散策しました。金ナノ粒子の電子顕微鏡写真です。触媒・電子材料・生体材料に応用するべく、電解質や電場の違いにより金ナノ粒子の精密構造制御に成功しています。電気化学反応で機能するスマートウインドウです。遷移金属薄膜の酸化・還元により着色をコントロール。将来的には次世代機能性材料への応用が期待されています。趣味はミュージカル鑑賞です。とくに、劇団四季をよく観劇します。毛髪ダメージを復活させるカギはタンパク質。しなやかさを担う細胞中のタンパク質について化粧品メーカーと共同研究しています。メラニン産生細胞です。シミの原因であるメラニンの沈着を防ぐために、細胞にペプチドを添加する研究を行っています。学生時代、ビリヤードサークルに所属。試合で優勝し、ラスベガスに行けたことはいい思い出です。加水分解性タンニン由来の原料を使用して合成したバイオマスプラスチックのフィルムです。上記と同種のバイオマスプラスチックを特定温度で成形したフィルムの偏光顕微鏡写真です。加熱+加圧条件でのみ複屈折が見られます。いまはない新物質をデザインメカニズムの解明により高効率な材料を開発タンパク質の解明から薬や化粧品の開発へ環境問題に配慮した材料開発をめざす

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