山陽小野田市立山口東京理科大学 研究・教員紹介BOOK 2024-2025
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Department of Pharmaceutical EngineeringISHIKAWA, Toshihiro地球上に最も豊富な元素(ケイ素、マグネシウム、カルシウム等)を主成分とするセラミックス材料(炭化ケイ素、シリカ、マグネシア、カルシアなど)の優れた機能(高強度、高耐熱性、耐酸化性、高熱伝導、触媒機能、骨再生機能など)の“発現メカニズム”や“機能を支配する因子”について詳しく調べています。このようなことを詳細に調べることにより、材料開発における最適合成条件の選定や論理的な解析をおこなっています。FACULTY OF ENGINEERINGKOJIMA, Hajime医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)は、化粧品の品質、有効性、安全性を確保するための法律で、成分表示などを厳しく規制しています。化粧品に使用する新規成分は、化粧品基準の成分を除き、製造者が規格を定め、安全性を担保した上で、品質を保証する必要があります。小島研究室では、化粧品成分や製品規格、安全性に関する昨今の問題点を把握し、その解決方法を研究しています。INOUE, Sachieヒトの身体は、約60兆個の細胞から成り立っています。その1つ1つの細胞に生きていくのに必要なすべての遺伝情報が含まれています。その遺伝情報を必要な時に必要なだけ働かせるシステムが遺伝子スイッチです。私の研究対象は、約2万個ある遺伝子のうち、環境変化や病原体から身体を守る遺伝子群のスイッチです。そのスイッチがいつONになり、いつOFFなるかを明らかにすることによって、病気の予防や治療に役立てたいと研究を進めています。化粧品の品質、有効性、安全性に関する研究遺伝子群スイッチのON / OFFを研究小島 肇 教授井上 幸江 教授優れた機能創生を目指した材料設計の在り方#高機能無機材料 #耐熱材料 #光触媒 #骨再生#化粧品の品質 #有効性 #安全性#遺伝情報 #遺伝子スイッチ工学部 医薬工学科工学部 医薬工学科工学部 医薬工学科石川 敏弘 教授研究・教員紹介BOOK 2024-2025  016● 工学博士■ 無機材料の高機能発現に関する化学● 薬学博士■ 化粧品・食品工学● 薬学修士・医学博士■ 生命科学系病態生化学分野自然の木々や湖に生息する可愛い鳥を眺めて楽しんでいます。私が開発して科学雑誌Natureにも論文が掲載されました「2000℃の耐熱性を有する炭化ケイ素繊維」です。私が開発して科学雑誌Natureにも論文が掲載されました「優れた光分解機能を有する光触媒繊維」です。前職の国立医薬品食品衛生研究所の客員研究員として、動物実験代替法の評価にまだ携わっています。薬機法に基づく安全・安心の中で、新規成分の認可や品質管理下での生産について学んで頂きたいと考えています。医薬工学科では、医薬品、化学品、食品、化粧品などの産業分野で即戦力となる学生を育てていきたいと教員一同考えております。生け花を習っています。無心になれるひとときです。遺伝子の情報をもとに作られるたんぱく質の分離装置(電気泳動装置)。電気泳動装置で分離されたタンパク質群。世界一の材料開発化粧品の安全性と品質を考える健康長寿の秘訣は遺伝子スイッチ!工学部医薬工学科

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