山陽小野田市立山口東京理科大学 研究・教員紹介BOOK 2024-2025
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EYA, SeijiOKUYA, Shigeru#健康寿命 #フレイル(虚弱) #サルコペニア(筋肉量減少)OGATA, Koji生物はタンパク質が機能することにより生きています。それらのタンパク質が普通とは異なる異常な働きを示したときに病気になります。そのため異常な働きのタンパク質を正常に戻すことが薬の役割です。薬となる化合物はタンパク質の表面のくぼみに結合する場合が多く、このくぼみにうまく当てはまる化合物を設計することが薬を見つけ出す近道になります。コンピューターを用いて効率よく、くぼみにはまる薬を設計するシステムの研究開発を行っています。ONO, Hiroshigeフッ化物の徐放化(徐々に放出する)による口腔内での滞留性向上をめざし、フッ化物含有S/Oサスペンションを浸み込ませた口腔粘膜付着性パッチ製剤の開発を行っています。本製剤は、フッ化物を界面活性剤でコーティングしてフッ化物イオンの徐放性を向上させる手法によるものです。今後、フッ化物イオンの放出制御により口腔内に一定時間の徐放性のある製剤化が実現すれば、低濃度フッ化物の徐放効果を有する口腔ケア製剤として、市場の拡大に大きく役立てるものと考えています。グローバルに災害時医療支援ができる薬剤師の養成健康寿命を延ばすためのフレイル・サルコペニア対策惠谷 誠司 教授奥屋 茂 教授タンパク質に効率よくはまる薬を設計するシステム開発フッ化物の徐放性を付与したパッチ製剤の開発緒方 浩二 教授小野 浩重 教授#災害時医療支援 #薬剤師養成#口腔ケア #口腔粘膜付着性パッチ製剤#タンパク質 #くぼみ薬学部 薬学科薬学部 薬学科薬学部 薬学科薬学部 薬学科● 博士(理学)■ 臨床薬学系医療品情報学分野● 医学博士■ 糖尿病、内分泌・代謝内科、産業衛生・保健管理● 博士(理学)■ 健康科学系健康情報科学分野● 博士(薬学)■ 臨床薬学系医療安全学分野フッ化物を含有した口腔粘膜付着性パッチ製剤の概念図国際化・多様化する社会において、適切な災害時医療支援ができる薬剤師の養成を研究テーマとしています。薬学部での学びは災害時の医薬品供給、避難所の衛生(水・空気・トイレなど)管理による感染症予防などに活かすことができます。国内での災害医療支援活動、フィリピン・台風被害(2013年)、モザンビーク・サイクロン被害(2019年)、トルコ・シリア地震被害(2023年)に対する国際緊急援助隊医療チームの一員としての派遣経験などをふまえ、教育プログラムの開発、一般に対する啓発資材の開発などに取り組んでいます。高齢化が進む日本・我が県では、健康寿命を延ばすことは喫緊の課題です。そのためには、加齢に伴う心身機能低下であるフレイルの予防・対策が□となり、さらにサルコペニアがその主要因であることから、これらフレイル・サルコペニアの適切な対応・予防策が重要です。そこで、フレイル・サルコペニアの当地域での実態調査や、ビッグデータを活用しての全国レベルでの調査・研究を行い、より効率的な介入方法を見出したいと思っています。021  研究・教員紹介BOOK 2024-2025足腰の鍛錬を兼ね、土日は江汐公園を散策しています。そこでの出会いが気力の充足にも。写真は、「幸せの青い鳥?」ルリビタキ♂モザンビークでの支援活動地にて遭遇した巨大ヤスデ(体長20cm程度)。モザンビークでの支援活動地にて遭遇したカブトムシ。愛犬のコーギー「かのん」との毎朝の散歩が楽しみであり、これが私のフレイル・サルコペニア予防策ともなっています。「フレイル」は加齢に伴い心身の衰えた状態で、身体的、社会的、精神的な機能が低下し、健康リスクが高まることを指します。身体的フレイルには図のような基準があり、これらに該当する方を早く見つけ出し適切な対応を行うことが重要です。お城をいろいろな角度から眺めるのが好きです。大修理が終わった姫路城は、白鷺城の呼び名のとおり際立つ美しさでした。化合物の周りには電子が存在し電子の分布の偏りにより表面の電荷が異なっています。図は模式的に示したものです。図はタンパク質の表面にあるくぼみに化合物が結合している分子の構造を示しています。本来このくぼみには生理活性物質が結合しますが、この化合物はそれを阻害しています。岡山では「こしのある讃岐うどん」を求めて食べ歩いていました。うどん好きの方、山口の美味しいお店を紹介してください!災害時に活躍できる薬剤師に健康寿命の延伸を目指しましょうくぼみにピタリ!の薬を探せ口腔ケアの常識をくつがえす

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