OKUBO, Ken-ichiわずかな誤差が積もり積もって非常に大きな変化を引き起こす現象をカオス現象と呼びます。現象がカオス的か否かを判定することは医学的にも工学的にも異常検知という観点で必要とされています。当研究室では非カオス的現象とカオス的現象の境界付近の性質を調べる研究をしています。具体的には、現象がカオス的であるか高速に判定したり、ギリギリカオス的状態になっている現象の性質に関係する指標を解析的に導出したりしています。YAMAMOTO, ShinyaFURUKAKOI, Masahiro#電力システム #再生可能エネルギー情報処理技術を利用し、生活を豊かにする新システムを!脱炭素化を目指す電力系統の最適化に関する研究山本 眞也 講師古栫 雅裕 助教非カオス的現象とカオス的現象の境界付近を研究大久保 健一 助教#センサ #快適な生活環境#カオス現象 #非カオス現象工学部 電気工学科工学部 電気工学科工学部 電気工学科研究・教員紹介BOOK 2024-2025 008● 博士(工学)■ ユビキタスコンピューティング● 博士(工学)■ 電力系統工学● 博士(情報学)■ カオス人間や犬、熱帯魚などを対象に、さまざまなセンサを使って収集した情報やカメラ映像をリアルタイムに解析することで、状況や姿勢、行動、ストレスの度合いなどを推定します。その結果に基づいて、空調や照明機器などを自動制御したり、ナビゲーションや通知によって行動を促したりすることで、人間の生活環境がより快適になるよう調節したり、より適切な状況へと誘導したりするシステムについて研究・開発しています。GX実現に向けて太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー(再エネ)の主力電源化が進められています。既存の電力系統に出力が変動しやすい再エネを導入した場合、電力系統の安定性に悪影響を与える場合もあります。ゼロカーボンを目指す電力系統において、再エネによる悪影響を定量的に評価し、経済性や系統の安定性を考慮した最適な運用・制御や最適な設備構成を明らかにすることを目指します。お酒と、それにまつわるうんちくが大好き。たくさん飲むより、少量をじっくり飲む方が好きです。写真は最近のお気に入り、山口の銘酒です。利用しているセンサの一部。電子工作によって組み合わせたり、改造したりすることで、プロトタイプ(試作モデル)を作成します。熱帯魚の映像の画像解析によって移動軌跡・姿勢を算出。観察・飼育を自動化することで、今後の薬学研究に活かそうとしています。気ままな散歩や知らない土地に行くことが好きです。連休はペットと一緒に家族旅行も。写真はポメラニアンのもふ子ちゃんです。電力系統をモデル化した図。蓄電池(ESS)やデマンドレスポンス(DR)を最適に運用することで、再エネの出力変動に対応します。ある1日の日射量の予測結果を示した図。機械学習を用いて日射量を予測し、太陽光発電の出力予測誤差を定量的に評価します。京都の伏見桃山城の写真です。観光地に行った時は名所の写真を撮るようにしています。Froeschlé写像において高速なカオス性判定指標を用いた初期状態の性質の様子です。高速なカオス性判定指標を用いて力学系の初期状態の地図を表しています。ある力学系においてパラメータを変化させた時に(横軸)カオスの程度(縦軸)がどのように変化しているかを解析的に表した図です。センサを活用して自動で最適状態に電力システム×再生可能エネルギー複雑現象の境界線は一体どこ?
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