EYA, Seiji国際化・多様化する社会において、適切な災害時医療支援ができる薬剤師の養成を研究テーマとしています。薬学部での学びは災害時の医薬品供給、避難所の衛生(水・空気・トイレなど)管理による感染症予防などに活かすことができます。国内での災害医療支援活動、フィリピン・台風被害(2013年)、モザンビーク・サイクロン被害(2019年)、トルコ・シリア地震被害(2023年)に対する国際緊急援助隊医療チームの一員としての派遣経験などをふまえ、教育プログラムの開発、一般に対する啓発資材の開発などに取り組んでいます。INAMI, Keiko薬学における有機化学の知識を基盤として、「生理作用をもつ」新規有機化合物の合成と反応性、生体分子との相互作用を検討することで、活性発現機構の解明に関する研究を行っています。とくにがんの予防をめざして研究を進めています。発がん性N-ニトロソ化合物の詳細な活性化機構の研究や植物・食品中に含まれる発がんを抑制する化合物の探索研究をはじめ、活性酸素消去化合物、一酸化窒素供与体などの創製にも取り組んでいます。USHIJIMA, KentaroTSURUDOME, Yuya体内時計の乱れが病気を引き起こすメカニズムとは牛島 健太郎 教授鶴留 優也 助教グローバルに災害時医療支援ができる薬剤師の養成活性発現機構の解明と、制がん剤の創製惠谷 誠司 教授稲見 圭子 教授#体内時計 #生体機能#災害時医療支援 #薬剤師養成#がん予防 #活性発現機構薬学部 薬学科薬学部 薬学科共同研究薬学部 薬学科薬学部 薬学科研究・教員紹介 BOOK 2025-2026 020● 博士(薬学)■ 医療薬学系薬剤学・製剤学分野● 博士(臨床薬学)■ 医療薬学系薬剤学・製剤学分野● 博士(理学)■ 臨床薬学系医療品情報学分野● 博士(薬学)■ 有機化学系有機薬化学分野生体は昼夜サイクルに順応するために、「体内時計」機能を全身の細胞に備えています。体内時計が機能することで、ヒトの身体機能は時間帯に応じてダイナミックに変化します。この変化を上手に利用して、薬を安全に使用する方法について研究しています。また、夜型生活や時差ボケ生活は、この体内時計機能を乱してしまいます。ひいては生活習慣病やがんを患いやすくなったり、治療薬が効きづらくなったりすることから、体内時計の乱れが病気を引き起こすメカニズムについての研究も行っています。体 内 時 計 の 働きで起 床6 ~8 時間 後に眠気が生じます。効果的なシエスタ(昼寝)は午後の学習効率 を 高 め てくれ ます。ロードバイクでのロングライドが趣味です。阿 蘇 五 岳 一 周ル ートや 九 州 縦 断が今の目標です。一日の中で生体 機能が最 大となる時刻はさまざまです。ヒトの体は朝・昼・夕・夜でパフォーマンス力がそれぞれ異なります。培養細胞に特別な刺激を与えて、細胞内 につくり出した“時刻”を測定する装置です。足腰の鍛錬を兼ね、土日は江汐公園を散策しています。そこでの出会いが気力の充足にも。写真は、「幸せの青い鳥?」ルリビタキ♂モザンビークでの支援活動地にて遭遇した巨大ヤスデ(体長20cm程度)。モザンビークでの支援活動地にて遭遇したカブトムシ。メダカ、金魚、エビ、タニシ、ミジンコが当研究室のアイドルたち。彼らに癒されながら、学生たちと共に研究・勉学に励んでいます。カラムクロマトグラフィーで分離し、目的化合物を精製中です。不活性ガスの雰囲気 下、試 薬 類を加え、化合物を合成中です。体内時計に耳を澄まして災害時に活躍できる薬剤師にがん予防がん治療めざせ制圧
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