• 物理的• 対人的• 社会・文化的• 言語• 非言語• 動作・運動• 生理反応TAJIMA, YayoiFUKUDA, MinoriNAKAMURA, Hiroshiフィールドワークを行い、人々の暮らしや、地域が培ってきた技術・知識、社会的な課題を明らかにする研究を行い、地域の人たちと問題解決に向けた実践をしています。モンゴルでは、自然災害後の回復から取り残される人々の存在を明らかにし、問題解決のための技術の普及に取り組んでいます。日本では、地域ブランドとなっている農産品への地球温暖化の影響を調査し、これから温暖化が進んでも地域の人たちの暮らしを安定させるような計画を自治体と作成しました。YOSHII, Ryosuke「物理学」と聞くと、天体や振り子などを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、近年ではナノテクノロジーやレーザー技術を用いて、実験をデザインし理論と比較する方法が主 流になりつつあります。また、そういった方法で確立された物理理論が、量子コンピューターのようなさらに新しい技術の革新につながることもあります。私は、自然現象の理解とその制御、応用をめざして、多角的な視点から物質の性質についての研究を行っています。田島 弥生 准教授福田 みのり 准教授地域の課題と将来に向けたニーズを明らかに物質の性質を物理学の観点から明らかにする研究中村 洋 准教授吉井 涼輔 准教授異なる母語話者間での周辺認知と言語との関連性子どもの相談支援の在り方について考える#言語相対性理論 #言語と思考#子どもの相談支援 #教育心理学#実験をデザイン #自然現象の理解と制御#地域創生 #安定した暮らし共通教育センター共通教育センター共通教育センター共通教育センター環境条件行動心● 博士(学術)■ 認知言語学・語用論● 修士(教育学)■ 教育心理学・発達心理学・子ども臨床● 博士(政策科学)■ 地域研究● 博士(理学)■ 理論物理学(凝縮系物理学・量子情報物理学)私たちは言語を使ってものを考えています。言語をまったく介さずに何かを考えようとしても、それはとても難しいことです。そうだとすれば、私たちの思考は言語の影響を受けているのではないか、私たちの見ている世界はみんな同じというわけではなく、自分が普段使用している言語によって少しずつ違うのではないかという考え方を言語相対性理論といいます。この理論にもとづき、日本語母語話者と英語母語話者の周辺認知と言語との関連性について、眼球運動測定装置を使って実験しています。18 歳未満の子どもを支援する現場での経験をふまえて、子どもたちにとって相談しやすい相談機関の在り方について、心理学の立場から研究をしています。最近、日本でもようやく子どもの権利を中心とした支援の在り方が国レベルで議論されるようになっていますが、まだまだ子どもを権利主体として考える子ども観が浸透しているとはいえません。「まずは、困っている当事者である子どもに話を聴いてみよう」と、誰もが当たり前のように考え、実行される社会になることをめざし、研究を行っています。033 研究・教員紹介 BOOK 2025-2026モンゴルで活動する仲間。一日に何世帯も訪問・調査をするのですが、ゲルごとに羊肉やチーズ、ミル ク ティー を ふ るまってくれます!モンゴルで 発 生する砂嵐です。日本にも黄砂という形で影響をおよぼします。モンゴルの遊牧民の移動式住居”ゲル”。時間や地域により雨の降り方が大きく変わるため 、雨 が 降り、草が生えたところに移動します。趣味は読書。古い西洋 文 学 が 好きで すが、結構手当たり次第に雑読するので、どんなジャンルでもオススメがあれば教えてください!パソコンを使った数値計算を併用しています。他の研究者と議論することや論文を読むことで 先行研究を学ぶことも重要です。金属板を平行に置くと板の間に真空の揺らぎに由来する力が 生じま す。パ ラメーターを変えると力の向きが変わることを示しています。英 国 の 大 学 院 時 代のハロウィーン。海外留学希望の方はどうぞお気軽にご相談ください。眼球運動実験の様子。遠赤外線を使って、眼球に接触することなく目の動きを計測します。眼 球 運 動のヒートマップ。どこに視線が集中しているかわかります。日本で初めて設置された子どもに関する公的第三者機関で相談員として働いていました。様々な人と話をすることが好きです。休日は温泉に入ってリフレッシュしています。著作物の一部です。『季刊教育法』の特集「子どもの権利条約 20 年の成果と課題」中の「子ども支援の相談・救 済の視点」について。心とは何か?目に見えない曖昧なものについての科 学的研究とは何か?心理学を学ぶ中で感じてもらえるとうれしいです。言語違えば思考も変わる?子どもの心と権利を守りたい地域の課題解決に向けて物質はロマンに□れてる
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