KANNA, Machi#バイオマス #堆肥化 #エネルギー変換KATO, HirohisaNAKAMICHI, Yu光計測技術、特に光干渉断層法(OCT)という光でヒト・モノの内部構造を計測する技術を利用して、工業製品を傷つけること無く検査する技術の開発や、ヒトの皮膚の機能を評価する技術の開発を行っています。また、これらの研究の中で、通常の OCT では計測できないような情報、例えば 0.001 mm以下の厚み情報や、皮膚の中を流れる血液の速さなどを計測できる、新しい計測・解析技術の開発も行っています。YUKI, Kohei私たちの生活に電気は不可欠ですが、落雷などにより送電線に大きな電流が流れると、停電してしまいます。当研究室では、「超伝導体」を利用した電流を抑える研究を行っています。超伝導体は抵抗がゼロですが、電流が大きくなると急に抵抗が高くなる不思議な性質があります。これを利用すると、通常は損失なく、大電流が流れたときにだけ高抵抗になり、電流を抑えることができます。ただし、熱が多く発生すると超伝導体が壊れてしまうので、効率的な熱の除去法に注目しながら研究しています。廃棄物からの高効率エネルギー生産磁力の制御で物体を浮かせる研究神名 麻智 准教授加藤 博久 助教光計測を利用した非破壊検査・非侵襲診断技術の開発「超伝導体」を利用した、電流を効率的に抑える研究中道 友 講師結城 光平 助教#磁力の制御 #磁気浮上#光計測 #OCT #非破壊検査#超伝導体 #電力供給の未来工学部 機械工学科工学部 機械工学科工学部 機械工学科工学部 機械工学科● 博士(理学)■ エネルギー工学● 博士(工学)■ メカトロニクス・磁気浮上● 博士(医工学)■ 機械工学・医工学・光計測・非破壊検査● 博士(工学)■ 計算工学・熱工学・超伝導工学昨今のエネルギー問題を解決するために現在利用されている資源のみならず、様々なものからのエネルギー変換に挑戦しています。特に、普段捨てられているものに着目し、それらを我々が使えるエネルギーの形に変換する方法を確立します。例えば、普段 大気に出て行ってしまっている廃熱や、使用用途の決まっていない木や草なども対象にしています。また、エネルギー変換の方法のみならず、効 率 、コストも考え、持続可能な資源循環システムを確立することを目標にしています。磁石や電磁石から得られる磁力を制御することによって物体を浮かせる研究をしています。装置の一部を浮上させることで摩擦がなくなるため、より高速に動作させることができたり、特殊な環境や極限の環境でも問題なく動作する装置が実現できたりします。また、そのような特殊で極限の環境から装置はさまざまな影響を受けます。この影響に対して装置がどのように応答するのか、また、それを軽減する制御の検討などを行っています。005 研究・教員紹介 BOOK 2025-2026犬を迎え入れてから家 族 の 生 活 が 変 わり、家族旅行はキャンプになりました。山陽小野田市厚狭の藤井牧場さんの堆 肥 で す。堆 肥 化は、時期にもよりますが、60℃から 80℃の熱が発生します。木や草などに含まれるセルロースなどからバイオ燃料であるエタノールを生産することができます。趣味は登山です。大学のすぐ近くに竜王山がありますが、写真は竜王山から撮った山陽小野田市です!液体窒素中(-196℃)での実験の様子。動作可能なセルフベアリングモーターを用いた遠心ポンプの実験です。特殊で極限の環境では、装置はさまざまな影 響を受けます。この図はゼロパワー制 御を応用した 温 度 補 償 の ブロック線図です。写真は鯛を薄造りにしたもの。いつか料亭に負けない晩ごはんをつくることが目標です。フィルムとOCTで計測したフィルム断面の画像。フィルムとフィルムの間の空気の厚さを検出し、製造に活かすことができます。OCTで計測した皮膚の構造情報から、内部の毛細血管を抽出した結果。血管の中の血 液の速さも検出することができます。海釣りが好きです。写真は地元の仙台で夜釣りの際に撮影したもの。仕 掛けも自作 です。山口ではどんな魚に出会えるのか楽しみです!0.001mmの薄さで100A以上もの電流を流すことが 可能な超伝導体。外側に保護と熱の除去のための薄い金属を貼り付けています。超伝導体が発熱し沸騰している様子。-196℃の液体窒素で冷やしながら利用するので、液体窒素の状態を理解することが大切です。エネルギー問題の早期解決を目指すモノを浮かすメリット光でヒトやモノの内部情報を検出する「超伝導体」で電力供給の未来を拓く
元のページ ../index.html#6