静岡文化芸術大学 2023年度 大学院案内
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※2022年度に大学院に在籍している教員を掲載しています。009009専門 : パブリックデザインインダストリアルデザインは、個人の場から都市空間に至る様々な領域で展開されています。研究室では、ストリートファニチャーから街路まで、プロダクトから建築空間まで、公共の場のデザインについて、デザインプロセス・造形・ライフサイクルを計画・研究します。専門 : 構造デザインアイデアを形にするために構造は不可欠です。構造についての探求とは、単に力学的な計算方法を学ぶということではありません。自然界の形、伝統的な建造物、多くの優れた実例から、力と形の関係を洞察できる能力を磨くことが重要です。院生の皆さんに、構造感覚を磨き上げる機会を提供します。専門 : 建築とインテリアの空間デザインある意味で、人と環境は、トランザクショナル(相互浸透)の関係にあると言われます。このことに着目し、日本の美意識が育んできた内外空間デザインを、人の五感を拠り所とするインタラクティブな発想を伴いながら、関係づけられることを探求しています。専門 : ユニバーサルデザイン(UD)人の多様性を理解し、潜在的なニーズを可視化するプロセスを探求し、できる限り全ての人が使いやすいデザイン(UD)を創出します。観察や調査、プロトタイプの制作、検証、実験などを通して『気づきを価値化する提案力』を身につければ、社会に出てから様々な形で活かせます。そして何より、日常生活も楽しくなります!専門 : 建築設計/サスティナブルデザイン建築設計は、その場所や周辺環境が持つ様々な要素−文化や歴史、コミュニティといった目に見えない要素まで含めて−と向き合い、読み解き、様々なスケールを行き来しながらその場所にふさわしいありかたを模索することの積み重ねです。協働を通して学び考え、環境を創る楽しみを皆さんと共有したいと思います。専門 : 建築・都市デザイン街には、なんとなくフラットでアドリブ的な建築・都市空間が増えています。通時的・共時的比較によって各々の歴史・文化・風土を理解し、これからの建築・都市空間を、院生の皆さんと一緒に考えデザインしていこうと思います。専門 : グラフィックデザイン今日、私たちの社会生活の様々な領域で、グラフィックデザインによって視覚化された情報は数多く見られます。社会の視点から情報の意味を捉え直し、院生の皆さんと一緒に新たなビジュアルコミュニケーションデザインの可能性を探求してみましょう。 専門 : 人間工学私の専門とする人間工学はユーザにとってより良いデザインを検討するための学問分野です。そして人間工学はデザイナーにとって自分のデザインに説得力を持たせるための技術であるとも言えます。その技術を磨くことにより,新たな観点を身につけることも出来ると考えています。専門 : プロダクトデザイン/生活道具とアートデザインと芸術の関係性を広く深く探ります。二つの関係性の研究を通した生活道具のデザインを進め、様々な問題解決のための視点を見つけ出します。研究理論だけにとどまらず、デザインを具現化するために手を動かし制作しながら考える努力をしていきます。教授教授特任教授専門 : プロダクトデザイン/マネジメント人の心を動かすモノのデザインは、人々の暮らしを支え、文化を育み、事業を創り、社会の変化に多大な影響を及ぼします。人々の心を豊かな社会に向けて動かすデザインと、それを実現する仕組みについて、一緒に考えましょう。専門 : メディアアート「メディア・アート」をキーワードに、関連するマルチメディア、インタラクティブ性、コンピュータサウンド、インスタレーションなどの創造と研究を応援します。SUAC大学院からメディアアーティストを世界に!専門 : プロダクトデザイン/クラフトデザイン生活は、個人、家族・地域・社会など広範囲な関わりです。そして、デザインは、生活のなかにおいてモノや、モノとコトの関係性、モノ・コトの関係した仕組みなど、我々の生活と密接に関係しています。研究室では、「デザインとは何か」を思索し、モノやコトづくりの探求と創造、製作・研究をとおして「自身のデザイン」を導くことを目指します。専門 : プロダクトデザインプロダクトデザインはモノづくりではありません。人と人とのモノを介してのコミュニケーションです。人は表面的な外観より深い作り手の意図を感じ取るのです。道具では使い心地によって、乗りものでは乗り味によって伝わるのです。より深くより魅力あるメッセージを込めたデザインを目指しましょう。専門 : トランスポーテーションデザイン/プロダクトデザイン移動機器と、それを取り巻く各種のプロダクトデザインやサービスデザインについて研究しています。100年に1度の変革期と言われる今、次世代モビリティの普遍性と革新性、それがもたらす新たなライフスタイルや体験価値、交通環境の未来について一緒に考えましょう。専門 : テキスタイルデザイン大学院は、興味を深化させる場です。技術や思考の深化はもちろん、隣接する多領域を深く学び、異なる立場の人々と関わり献身できる、豊かな地力を深耕する時間です。あなたの目指すテキスタイルが「素材」か「作品」かで、耕す道具も変わります。テキスタイルの可能性を一緒に拓きましょう。◎専門 : インタラクションデザイン/メディアアート産業における重要な要素である「インタラクションデザイン」と、新しい文化を創造する「メディアアート」。異なる分野のように見えるかもしれませんが、実は両者は深く関連しており、新しいタイプのクリエイター達が、二つの分野を自由に行き来して、ユニークな成果を作り出しています。皆さんも、これらの分野の考え方や技術を身につけて、新しい成果を創出し、世界に発信していきましょう。大学院を受験する際は、大学院学生募集要項により、指導教員と指導領域を確認した上で、指導を希望する教員に事前相談をしてください。相談窓口:入試室 Tel.053-457-6401 nyushi@suac.ac.jp教授/デザイン研究科長専門 : メディアアート/Webデザイン今、インターネット業界はハンパなく流転しています。つい先日ドイツでは、いきなり日本の512倍の通信速度に成功したって、何それ?Flashはウェブから撤退させられそうな気配があるも、代替テクノロジーはまだまだ…。明日何がどうなるか、私もわからない今日この頃、さてあなたの立ち位置は?専門 : 美学芸術学/建築思想史美学芸術学は、人間が作ったという点で共通する芸術を主な考察対象として、18世紀以来培われてきた分野です。これを応用し(つまり思想・歴史など人文学の見地から)、デザインされたもの全般に考察を拡げています。デザインを進展させる思考の順序を、ともに紡いでいきましょう。専門:グラフィックデザインリアル/バーチャル双方で様々な情報が氾濫する現代、コミュニケーションにおける情報の見やすさや分かりやすさの重要性が増しています。私は高度情報時代における情報表現と情報伝達のあり方について、視覚的な観点での研究・制作活動に取り組んでいます。専門 : 建築/地域/景観デザイン建築は社会的存在であるため、社会や発注者の要望を理詰めで考えて解決し説明する必要がありますが、要望を満たせば建築ができあがるわけではありません。それらを超越し、理屈では説明できない直感的で情動的な魅力を内包した建築を提案し、多くの人々の協力を引き出せるような人材を育てたいと考えています。専門 : 映像学/映像技術映像は、理論と実践、芸術と科学といった領域を横断する学際研究が必要であると考えています。映像は総合芸術であり、映像を作るには科学技術とそれを使いこなす手法を学ぶ必要があります。新しい制作手法や技術は新しい表現の実現には必要な要素であると考えています。准教授専門 : 金属工芸/工芸教育史私が専門とする工芸は,人が生活を営むために育んだ技術と知識とが集積した領域です。この領域には,ものづくりに関する内容の他にも,人をつなぐ学校教育での実践・医療現場の作業療法などの内容があります。ものをつくるだけでなく,コトやヒトをつくることも目的としています。礒村 克郎 岩崎 敏之 教授植田 道則 教授小浜 朋子 亀井 暁子 教授寒竹 伸一 佐井 国夫 教授迫 秀樹 教授佐藤 聖徳 教授高山 靖子 教授長嶋 洋一 教授永山 広樹 教授羽田 隆志 教授服部 守悦 教授花澤 信太郎 教授専門 : 建築設計/都市デザイン日本には豊かな空間デザインの伝統があります。この蓄積をふまえながら、つぎの世代への価値ある提案を行うために、研究室では、見ること、考えること、手を動かすことのトレーニングを繰り返し行いたいと思います。日比谷 憲彦 教授専門 : グラフィックデザイングラフィックデザインは平面に留まらない、というのが私の基本的な考えです。印刷物の制作はもとより、シンボルマークやカラーを空間に展開して施設や企業のイメージを構築したり、サイングラフィックによって人の意識や行動を制御することを研究テーマとして活動しています。藤井 尚子 教授的場 ひろし 宮田 圭介 教授専門 : ヒューマンインターフェイス携帯電話やスマートフォンを使っていて、予想外に楽しい操作やうれしくなる経験をしたことはありませんか?どうすれば豊かで充実した体験のできる情報機器が実現できるのか、「美しいモノ(物)」のデザインもさることながら、「楽しいコト(体験)」のデザインをいっしょに追求しましょう。和田 和美 教授天内 大樹 准教授小川 直茂 准教授 中野 民雄 准教授専門 : スマートデザイン/建築環境・設備建築環境・設備分野は、建築・デザインの世界では長い間日陰の存在でした。環境に良くてもデザインが良くない建築は誰も購入しません。省エネになるといっても高価な建築は誰も購入しません。エコロジーとエコノミーを両立し、さらにデザインを融合させた「スマートデザイン」を一緒に考えて実践していきましょう。丹羽 哲矢 准教授百束 朋浩 准教授平野 英史 デザイン研究科教員紹介

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