静岡文化芸術大学 大学案内 2024
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Curricu Inforl mationカリキュラム/インフォメーションum/SUAC_111選択外国語フランス語ポルトガル語韓国語選択外国語インドネシア語●テキスタイル概論人類は太古の誕生間もない頃から自然界にある繊維をまとい、やがて自ら織り、染めてきた。衣服としてだけでなく居住環境にも応用することで、生活を豊かに、快適に、美しいものにしてきた。そのような人と繊維の関係に関する歴史、文化、技術、産業の変遷を通してテキスタイルに対する理解を深めるとともに、新たなテキスタイルの可能性について学ぶ。●日本伝統建築日本の伝統建築は、古代、中世、近世、近代とその時代の歴史や文化を背景に様式を確立し、継承してきた。その建築様式と技術の歴史、さらに建築を構成する木材や石材、漆、鉄、紙等の材料や、建築を造り上げてきた鑿、鉋、鋸等の道具について幅広く学ぶ。また文化財政策の歴史と現状、伝統建築の保存・修理・活用に関しても理解を深め、静岡県の文化資産ともいえる伝統建築のあり方も考える。●フランス語コミュニケーションⅠA文法に重点を置いてフランス語の基礎を学ぶ。アルファベから始まって動詞の活用や名詞と形容詞の性数の区別など、フランス語の基本構造を理解する。問題演習を中心に文法をマスターしながら、簡単な文章を読み、自分で文を組み立てられるようにする。綴りを正確に音読して発音にも注意し、動詞活用や名詞等の性数の違いを中心に辞書の使い方も学ぶ。同時に、フランスおよびフランス語圏の社会や文化に触れ、フランス語を学ぶことと現在の世界とのつながりを意識するようにする。●フランス語コミュニケーションⅠB平易なテキストをもとに、日常生活で使用される頻度の高いフランス語の言い回しを中心に学習し、CD、DVDを用いた聞き取りと発話練習を繰り返して基本的な「聞く・話す」能力を習得する。挨拶から始まって、自己紹介、好き嫌いを言う、ものや人物について述べるなど簡単な自己表現と意思疎通ができることを目標にする。また、フランスおよびフランス語圏の社会や文化に対する理解も深めて、フランス語学習を発端に現代世界を見ていく機会をつくる。●フランス語コミュニケーションⅡAⅠAに引き続いて、文法に重点を置いてフランス語の基礎をより深化させる。問題演習を中心にフランス語の基本構造を身につけ、簡単な文章を読み、自分で文を組み立てられるようにすると同時に、基本的語彙や表現をさらに身につけていく。複合過去形や半過去、人称代名詞、関係代名詞など複雑な文章構造に慣れていく。綴りの正確な読みをさらに徹底して発音に慣れ、自然な速さでの音読ができるようにする。辞書の使い方もマスターする。●フランス語コミュニケーションⅡBⅠBに引き続いて、日常生活で使用される頻度の高いフランス語の言い回しを中心に学習し、CD、DVDを用いた聞き取りと発話練習を繰り返してより高度な「聞く・話す」能力を習得する。買い物、レストランでの注文、道をたずねる、自分の生活について語るなど実際のコミュニケーションに役立つ表現を身につける。フランス語の2024年度 カリキュラム●ポルトガル語コミュニケーションⅠA本授業では、日常会話を中心にポルトガル語の文法と文章の基礎を学ぶ。浜松市にはポルトガル語を母語とするブラジル人が多く在住しており、あらゆる場面でポルトガル語を使う機会に恵まれていることから、学んだポルトガル語を実践できるよう指導する。さらに正しい発音と読解力、作文の方法をマスターするよう地道に指導していく。学外活動では、ブラジル人学校、多文化共生イベントなどでの文化交流を行う。●ポルトガル語コミュニケーションⅠB浜松市にはポルトガル語を母語とするブラジル人が多く在住しており、あらゆる場面でポルトガル語を使う機会に恵まれている。なお、ブラジル人コミュニティ内では、ポルトガル語による新聞やテレビチャンネルも普及している。その中で、学生がそれらのメディアに触れられるように、本授業では、ポルトガル語コミュニケーションⅠAに続いて基礎的な文法の学習し、読む力、そして簡単な文章の作成を試みる。ブラジル社会と文化への関心と理解を深め、学習の動機づけを強めるため、ビデオ鑑賞も授業で行う。●ポルトガル語コミュニケーションⅡA本授業では、ポルトガル語コミュニケーションⅠA・ⅠBを継続し、日常会話を中心にポルトガル語の文法や文章の基礎を学ぶ。浜松市にはポルトガル語を母語とするブラジル人が多く在住しており、あらゆる場面でポルトガル語を使う機会に恵まれていることから、学んだポルトガル語を実践できるよう指導する。さらに正しい発音と会話力を育成するため、地道に指導していく。クラスをグループ分けして、それぞれのグループで作成したスキットなど発表させる。●ポルトガル語コミュニケーションⅡB浜松市にはポルトガル語を母語とするブラジル人が多く在住しており、あらゆる場面でポルトガル語を使う機会に恵まれている。なお、ブラジル人コミュニティ内では、ポルトガル語による新聞やテレビチャンネルも普及している。その中で、学生がそれらのメディアに触れられるように、本授業では、ポルトガル語コミュニケーションⅠA・ⅠB・ⅡAで学習した文法や文章表現などの基礎をもとに、読解力、作文作成の方法をマスターできるように指導する。ここでは日記の作成や演劇などの自作も試みる。●韓国語コミュニケーションⅠA韓国語の「聞く・話す」ということに重点を置き、韓国語の基礎を身につけることを目指す。ハングル文字の仕組みや発音の仕方から入り、韓国語の構造や原理を理解した上で、慣用的な挨拶をはじめ、基本的な語彙や日常会話を学習する。また、日本と韓国の面白い習慣の違いや日常生活のちょっとした違いなども取り組んで、日本人が間違いやすい点に留意しながら、面白く・楽しく正確な発音練習と聞く訓練を繰り返して韓国語の聞く・話す能力を習得する。音やリズムに慣れ、自分から積極的に発話できるようにする。また、フランスおよびフランス語圏の社会や文化に対する理解もさらに深めていく。選択外国語選択外国語●韓国語コミュニケーションⅠB韓国語の「読む・書く」ということに重点を置き、韓国語の基礎を身につけることを目指す。ハングル文字の仕組みや発音訓練を重ねるとともに、聴き取り・書き取りを中心に、基本的な単語・語彙や文法について学習する。また、日本と韓国の面白い習慣の違いや日常生活のちょっとした違いなども取り組んで、日本人が間違いやすい点に留意しながら、新聞や雑誌などの記事を用いた読解や書き取り練習を繰り返して、韓国語の読む・書く能力を習得する。●韓国語コミュニケーションⅡA韓国語コミュニケーションⅠAに引き続き、韓国語の「聞く・話す」ということに重点を置きながら、韓国語の基礎を身につけることを目指す。韓国語の基本的な構造や原理を理解した上で、特に日本人が間違いやすい点などに留意しながら、慣用的な挨拶をはじめ基本的な文法を学習する。また、その際に視聴覚教材などを援用しながら、韓国語の聞く・話すという能力のスキルアップをはかるとともに、韓国の社会と文化の理解にも努める。●韓国語コミュニケーションⅡB韓国語コミュニケーションⅠBに引き続き、韓国語の「読む・書く」ということに重点を置きながら、韓国語の基礎を身につけることを目指す。聴き取りや書き取りを中心にしながら、ハングル文字の仕組みや発音訓練を重ね、基本的な単語・語彙や文法を学習するとともに、辞書を引きながら新聞や雑誌などの記事を用いた読解や書き取り練習を繰り返して、韓国語の読む・書く能力のスキルアップをはかるとともに、韓国の社会と文化の理解にも努める。●インドネシア語コミュニケーションⅠAインドネシア語基本文法の理解および初歩的な文章表現の習得を第一の目標とする。日本語や英語と比較しながら、その全体的特徴を認識した上で語順、人称代名詞、指示代名詞、疑問詞、数字、時刻/時間、年月日/曜日、語根動詞/Ber動詞、接辞Me-、形容詞/副詞、前置詞、助動詞、辞書の使い方などを学習する。授業では、指定テキストとともに配付プリントの練習問題に取り組むことにより、語彙を増やし会話をする際の文法的基礎を築く。●インドネシア語コミュニケーションⅠB日常会話に不可欠な語彙や表現を知るとともに、やや複雑な表現技法を用いた会話習得を目指す。発話練習を繰り返しながら、数字、時間、年月日他の文法授業で学んだ事柄を会話で活かせるように練習する。また会話教材に沿い挨拶や自己紹介、他者への指示や依頼の仕方などの表現を使えるようにする。最終的には受講者が指定共通トピックについて小作文を準備、発表、質疑という授業を行う。なおヒアリング力を強化するために、DVD/CD教材を利用する。●インドネシア語コミュニケーションⅡAインドネシア語ⅠAでの学習を踏まえた上で、さらに高度な文法事項の習得を目指す。具体的にはより複雑な各種接辞(Me-kan/Me-i/Memper-、An/Pe-、Per-an/Pe-an、Ter-、Ke-an、-Nya/Se/Se-nya)に加え、受動態や

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