もっと!SUAC国際交流/多文化・多言語教育研究センターキャンパスライフ/支援制度/入試情報 デザイン学科 大学院カリキュラムインフォメーション16の質問SUAC_118●日本語教授法Ⅰ日本語教育は、日本語の授業を通じて、日本と日本文化を発信し、多文化共生社会の実現に寄与する。日本人や日本社会に対する理解者を増やすことにもつながる。これらを実現するためには、どうすればよいのか、そして、どのような工夫が必要か等を考えていく。本講義では、「聞く」「話す」「読む」「書く」という4技能の習得、教材検討、コースデザイン、カリキュラム、学習リソースなど、実践的な事柄を取り上げながら、日本語教授法について検討していく。●日本語教授法Ⅱ定住外国人の多い地区で、多文化共生社会実現に寄与するために必要な日本語教育について考える。特に、多文化共生社会実現のために必要な教室活動の方法を、具体的に学んでいく。模擬授業を行うことを中心に据え、教材分析、教案作成などの授業準備から授業を行うまでに必要な手順、準備、理論等を学んでいく。学習環境、学習の目的、学習者の年齢、学習形態など「日本語教授法Ⅰ」で学んだことを、より実践的に学び、日本語を教える技術を身につけていくことが目的である。●国際協力論第二次世界大戦後から始まった国際協力の前提となった国際社会の状況をよく理解し、国際協力がどのようにスタートし、各国がそれに参加するようになったかを学ぶ。また、多様な国際協力のプレーヤー、様々な概念や方針の変遷、各機関のリーダーシップの特質を学び、その中で国際協力の将来の方向性を考察していく。特に、国際政治の影響を受けやすい国際協力の一部の構造を理解し、これらをいかに修正し、より社会正義の上に成り立つ、グローバル社会における相互扶助システムとしての国際協力の将来のあり方を構築するかを考察していく。●国際紛争論戦争はなぜ起こるのか、人類の歴史においてこれほど反復的に発生する現象には、何らかの一般的な構造因が内在するのではないか。このような問題意識から、戦争の構造や力学については様々な研究が重ねられてきた。この授業では、戦争原因に関する理論を概観し、あわせて、第二次世界大戦後の国際紛争の歴史をたどり、理論と実証の相互作用を通じて、国際紛争の理論と歴史について理解と考察を深めることを授業の目標とする。●持続可能な社会2015年にSDG(Sustainable Development Goals)の17の目標が国連で可決されてから、「社会の持続可能性」には、環境にとどまらず、貧困問題の是正、健全な経済発展、平等で公正な社会、生産者と消費者の関係づくり、まちづくりといった多様な価値観が組み込まれるようになった。こうした価値観が生まれた歴史的経緯と変遷を学ぶとともに、持続可能な社会を地域社会や自らの生活から見直し、持続可能なグローバル社会をつくるためにどのように行動・判断していくべきかを学ぶ。●フェアトレード論世界でフェアトレード運動の生まれた歴史的背景とその発展経過を知るとともに、日本のフェアトレー必要な日本語教育を意識し、学習の目的や学習者の年齢など、学習者のニーズに合わせた文法指導力を身につけていく。ド運動の展開と特徴を学ぶ。またフェアトレードラベル制度の確立によって、どのように企業がフェアトレードに参入しようとしているかなど、具体的な事例や実践者の活動を通して実践的な学びを提供する。この授業を通して、グローバル社会を意識した包括的な倫理的消費行動の意義を理解し、それに基づいた判断のしかた、行動方針、および具体的な行動について学ぶ。●企業と言語教育日本語教育を「企業との関わり」という観点から捉える。労働時間と家庭で過ごす時間が一日の大半を占める学習者に対して、どのように、そして、どういった方法で効果的な日本語教育を行っていけばよいのかを考える。企業の要望、学習者の要望、学習者の環境、学習者の心理的な負担、子どもの日本語教育の問題点などを知り、それを理解することで、企業および学習者の立場に立った上で、より実践的で効果的な日本語教育方法を考案する視点を養う。●日本語教育の実践と応用日本語教員養成課程に必要な科目を修得した上で受講することとなる同課程の総括的な講義である。日本語教育の実習を通して、日本語を教えるということの意義、教授方法、そして、その効果について再度捉え直す。多文化共生社会の中では、日本語学習者の特徴が多様化しつつある。異なる国の出身者たち、異なる言語を母語に持つ人々、さらに、年齢的にも幅広く多様な人々が日本語を学んでいる。このような多種多様な学習者を相手にどのような教室活動や学習活動ができるのかについても考えていく。●Global Studies:Culture and Society A地球上に存在する多くの国々の基盤となっている社会と文化がどのように成立し、複数の社会や文化が相互関係の中でどういった影響を与えながら変遷してきたのかを具体的な事例を通して学ぶ。その途上で発生してきた歴史認識の変化や生活空間変化等をその運動と連動した現象として派生してきたものとして学んでいく。授業は英語ネイティブスピーカーによる英語のみを使った授業とし、英語で専門的な授業を聞く能力を養うだけでなく、英語で質問、議論することを通して、英語授業に慣れ親しむ場とする。●Global Studies:Culture and Society B地球上に存在する多様な文化の中で、特に音楽、演劇、美術、空間造形など、芸術分野の活動がどのような変化を続け、各地の文化と社会にどういった影響を与えてきたかを具体的な事例を通して学び、芸術活動が社会と文化に与える内在的な力とその可能性を知る場とする。授業は英語ネイティブスピーカーによる英語のみを使った授業とし、英語で専門的な授業を聞く能力を養うだけでなく、英語で質問、議論することを通して、英語授業に慣れ親しむ場とする。●Global Studies:Global Issues今日の地球社会が直面する諸問題、いわゆる地球規模問題群(global issues)について、英語で講義し、討論を行う科目である。それぞれの問題の概要と地球社会の取り組みについて英語文献を読み解き、自らの考えを英語で表現し、討論する能力の涵養を授業の目的とする。取り上げる問題群としては、地球規模の経済格差、紛争、地球環境問題、人の移動、技術革新、地球市民意識の台頭などが事例として挙げられる。学生が英語圏の大学に留学した際、学部の講義を受ける訓練としての機能も担うものとする。卒業研究●国際文化演習Ⅰ研究内容に関心ある担当教員のもとに学生が集まり、担当教員の指導のもと文献の調査、自分の研究の発表、学生の研究内容に関する議論を通じて担当教員の研究領域の基本的な知識や価値観を学ぶ。また、担当教員が必要と考えるその他の諸活動を通じて、卒業論文を作成するために必要なリテラシー能力や資料探索能力の向上、関心領域の学びを適切に深める場とする。これらの研究活動を通して、これまで学んだ多くの科目の多様な価値の統合化と深化を的確に図る。●国際文化演習Ⅱ研究内容に関心ある担当教員のもとに学生が集まり、担当教員の指導のもと文献の調査、研究の発表、研究内容に関する議論を通じて担当教員の研究領域の基本的な知識や価値観をさらに深めるとともに、学生が関心のある研究領域を特定し、その研究をさらに深めるための指導を行う。また、担当教員が必要と考えるその他の諸活動を通じて、卒業論文を作成するために必要なリテラシー能力や資料探索能力の向上、関心領域の学びを深める場とする。これらの研究活動を通して、これまで学んだ多くの科目の多様な価値の統合化と深化を的確に図る。●国際文化演習Ⅲ学生が関心のある研究領域を特定し、その領域にまたがる包括的な学び深めるための指導を行う。具体的には、その研究領域に関する研究発表、参考文献や研究資料の特定、多様な見解が存在する場合の分析方法、独自の研究領域の設計、必要な調査方法や分析方法を学び、学生独自の研究が円滑に進むようする。また、担当教員が必要と考えるその他の諸活動を通じて、卒業論文を作成するために必要なリテラシー能力や資料探索能力の向上、関心領域の学びを深める場とする。●国際文化演習Ⅳ学生が関心のある研究領域を特定し、その領域にまたがる包括的な学び深めることで、卒業論文研究に資する学習指導を行う。具体的には、その研究領域に関する研究発表、参考文献や研究資料の特定、先行研究の分析、多様な見解が存在する場合の分析方法、必要な調査方法や分析方法を学び、独自性の高い研究のあり方など、学生独自の研究が円滑に進むように指導する。また、参考文献や引用、図や表の使い方といった論文作成時の注意点などについても引き続き指導を行う。●卒業論文これまで科目から学んだ多様な事実と価値観、国際文化基礎論や国際文化演習から学んだリテラシー能力や専門的研究の成果を包括的、統合的に集約させ、卒業論文に反映させる指導を行う。具体的には、先行研究の分析、学生の関心を持つ研究領域の特定、研究に必要な文献・資料の特定と探索、必要な調査・フィールドワークの技術と実行するための計画づくり、論文の理論的な構成方法、参考文献や引用などの表記方法など、論文作成に必要な事項を担当教員が指導する。 国際文化学科 文化政策学科 芸術文化学科 文化・芸術研究センター キャリアサポート
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