もっと!SUAC国際交流/多文化・多言語教育研究センターキャンパスライフ/支援制度/入試情報 デザイン学科 大学院カリキュラムインフォメーション16の質問SUAC_120専門科目専門科目情報●地域観光論観光は地域の社会・経済・日常生活等と密接に関連している。今日観光には、地域活性化の手段として、あるいは新しいビジネスチャンスとして大きな期待が寄せられている。一方で、観光が直面する条件にも変化が生じている。本科目では、現代の地域社会において重要度を高めている地域観光の現状について理解を深めることを目指す。具体的には、地域観光が様々な主体(国・自治体、観光関連事業者、住民、観光者等)によって支えられていることを踏まえ、多面的な視点で地域観光を検討する。●経営学「経営」区分における導入科目としての位置づけから、企業経営に関する基本的な概念を総合的に講義する。企業経営の要諦は、ヒト、モノ、カネ、情報という経営資源を活用し、社会にとって価値ある製品やサービスを提供することにある。その過程で企業は、戦略形成の問題、経営資源の管理問題、市場適応問題、社会貢献の問題など多くの課題に直面するが、それらに関する主要理論の生成・展開について基本的な理解を得ることが目的である。●経営戦略論経営戦略論は、経営学の主要領域の一つで、経営活動に中長期的な基本枠組みと方向性を与え、企業の業績や存続を大きく左右するものである。経営戦略は、一般に事業領域の選択や事業ごとの経営資源配分といった全社を対象とする企業戦略と個々の事業レベルでいかに競争優位を構築するかという事業戦略に大別することができる。本講義では、これら経営戦略に関する基本的理論や実践例を学び、戦略面から企業経営を分析する力を養成する。●マーケティング論経営環境が大きく変化する中で、企業が市場創造や市場適応を図る上での基本的手段としてマーケティングは重要である。この講義では、マーケティングの目的、基本体系等についての理解を得ることを目的とする。具体的には、マーケティング・コンセプト、市場標的の設定や製品政策、価格政策、プロモーション政策、流通チャネル政策などの統合的管理等がテーマとなる。また、マーケティング領域の広がりという観点から、新たなマーケティング動向についても議論する。●地域ビジネス論中小企業は、その経営規模のために、大企業とは異なる独自の経営課題と経営機会を持っている。具体的には、大企業に比べて資金調達が不利となる一方で、機敏性・専門性を発揮して新たな市場機会が獲得できること等が指摘されている。この講義では、このような中小企業独自の経営課題と経営機会について、様々な観点から理解を深めることを目的とする。さらに、新分野進出や新製品開発などの点で存在感を示す中小企業の事例を紹介し、将来の展望などについても論じる。●経営科学企業の経営管理に分析・実験・設計などの一連の工学的・科学的手法を用いるのが経営工学である。経営工学の対象は多岐にわたるが、本科目では、効率的な生産システムを実現するためのQC(品質管理)・IE(生産工学)・OR(オペレーションズリサーチ)等を中心としながらも、情報システム、ロジスティクス(物流)、人間工学、経営科学など、経営工学と関係する幅広い領域を視野に入れ、経営工学の基礎的な理論と企業経営の現場における応用の実態を概観する。経営●社会起業論近年、社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)やソーシャル・ビジネスが次々に登場し、社会の変革において一定の役割を果たすようになっている。本科目ではこの現象に注目し、社会起業の歴史的経緯や現状等を整理するほか、NPO等の市民活動との関係についても考察する。さらに、国内外の具体的事例を数多く取り上げ、それぞれの意義や課題を検討した上で、社会起業の実践方法のあり方について受講者と議論を行う。●経営財務論企業経営における資金管理や投資に関する意思決定を行うためには、財務管理(企業を主体とした資金活動の管理)の基本的知識が必要となる。この講義では、過去の財務管理活動の結果である財務諸表の分析やキャッシュフロー管理の基本を理解した上で、長期事業計画の策定という観点から、資金の時間価値、企業価値、資本コスト、リスク等に関する基本的概念や分析手法について学び、財務的な視点から企業を視る力、財務的な意思決定を行う力を養成する。●産業組織論この授業では、産業のパフォーマンスを供給サイドから明らかにすることを目的として、具体的な市場構造とそこにおける企業行動についての分析を行う。ナッシュ均衡や後方帰納などのゲーム理論の考え方を用いて均衡状態を導出し、そこでの企業間による競争のメカニズムや相互依存関係、さらには競争回避策としての結託行動の可能性について考察する。それらをもとに市場成果を評価し、市場メカニズムをより有効に機能させるための取引ルールや競争促進政策のあり方を検討する。●日本経済論日本経済は戦後、発展を遂げたものの、現在様々な問題を抱えている。この現状を理解する上でも戦後経済史の理解は不可欠である。この講義では、主として第二次世界大戦後の日本経済の歩みについて概観し、バブル崩壊後の日本経済の課題を、歴史の文脈において位置づけて理解する。特に日本の経済発展パターンについて、先進国や途上国との比較なども念頭に理解を深め、「日本的経営」などの日本特有の経済制度の生成・発展・変容のプロセスから、その意義と限界について講義を行う。●グローバルビジネス論科学技術の発展等により経済のグローバル化が急速に進んでいる。もはや経済のグローバル化を無視して企業経営の実践は困難になっている。また経済のグローバル化は国や地域の経済に対しても大きな影響を与えるようになっている。本科目では、主に企業経営の観点から、グローバル・ビジネスの現状と企業戦略のあり方(海外市場への参入、戦略的提携、生産管理、人的資源管理、マーケティング戦略等)について多面的に考察する。さらに、経済のグローバル化が地域経済に与える影響と地場産業や中小企業の対応のあり方についても検討する。●金融経済論規制緩和、バブル崩壊、情報技術の発達、新しい金融商品・手法の開発等によって日本の金融経済は大きく変貌している。またグローバル化の進展によって、国内外の金融市場は分かちがたく結びついている。このように激しく変貌・複雑化する金融市場についての正確な知識と理解がますます重要になっている。そこで本科目では、金融の理論的・制度的な基礎を学んだ上で、日本の金融市場の現状とそこで活動する金融機関の種類や役割について理解を深めることを主眼とする。●地域産業論地域産業は、雇用の場の提供や域外からの所得獲得など、地域経済に対して大きく貢献している。また歴史・伝統に根づいた地場産業は、地域の生活・文化の重要な構成要素となっている。一方で、グローバル化や人口減少等の社会変化により、困難を抱える地域産業も少なくない。本科目では、地域社会において重要な役割を果たす地域産業に焦点を当て、その成立・発展の経緯、地域の生活・文化との関係、販売・流通・消費等の最新の動向、直面する課題等を多角的に検討し、地域産業と地域の関係について理解を深める。●産業遺産と産業史この講義の主な対象は産業遺産・近代化遺産であり、その調査・研究・保存・利活用の実態について講義する。まず、産業遺産の重要性を理解するためには、それらが保存されてきた背景としていかなる産業史の実態があったのか、講義する。また、産業遺産の保存と関連して、日本・世界の文化財政策の流れの中にそれを位置づけ、それらの利活用に関しては、都市計画や再開発、まちづくり、産業観光などの流れから捉えることを講義の目的の一つとする。●広報・広告論産業のグローバル化や社会の高度情報化の進展により、企業や行政における広報・広告の位置づけは大きく変容しつつある。この授業では、現代社会における広報と広告のそれぞれの役割と機能、そしてその両者の関係性について考察する。さらにその考察をもとに広報・広告の送り手としての役割を担える能力と方法を身につけるとともに、広報・広告の受け手として消費社会に対応できるリテラシー能力を高める。それにより広報・広告を活用するとともに、より深く理解できる人物を育成する。●マスコミュニケーション論マスコミュニケーションは、ローカルな時間と空間に限定されていた人々の情報伝達や相互作用のあり方を量的および質的に拡大することで、近代社会に大きな影響を与えてきた。この授業ではこうしたマスコミュニケーションの成立過程を歴史的、社会的、技術的な条件から考察し、マスコミュニケーションが担う役割や機能の理解を深めることを目的とする。またインターネットの成立が既存のマスコミュニケーションに与える影響や、その相互作用についても検討する。 国際文化学科 文化政策学科 芸術文化学科 文化・芸術研究センター キャリアサポート
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