もっと!SUAC国際交流/多文化・多言語教育研究センターキャンパスライフ/支援制度/入試情報 国際文化学科 大学院カリキュラムインフォメーション16の質問SUAC_126●図学・製図図学では、基本的な図形要素としての直線と角・多角形・円と円弧・うずまき線・輪転線などの平面図形と立体の展開図とその応用を学び、立体のイメージ表現のための透視投影法(一点透視図法・二点透視図法)を学習し、透視図を作図する。製図では、三面図による立体の表現、製図の記号、寸法の記入および規則について学び、演習絵は製品の三面図を作図する。●デザインCAD3次元形状のモデリング手法(フィーチャベースモデリングやブーリアン演算)を理解し、CADによる造形技法(モデリングプロセス)、レンダリング(マテリアル、カメラ、照明)やアニメーションによる表現技法(コンピュータグラフィックス)、および3Dプリンターによる造形技法について学ぶ。演習では、介護福祉機器、プロダクト製品、3次元キャラクター、インテリア、建築模型など幅広いデザイン領域に展開できる基礎的なデジタルスキルを習得する。さらに、3次元CADデータの管理、運用、活用についても学ぶ。●建築CAD建築設計デザインの表現手段としての、CAD(コンピュータ製図)について、基本的な知識と技術を習得することを目的とする。建築CADソフトを使用しての実践的な演習を通じて、CADソフトについて、図面作成手法・作図作法を学習し、基本的知識と表現技術、プレゼンテーションワーク技術を身につける。最終的にはCADソフトを使用した作図、プレゼンテーション資料作成によって効果的な設計表現が自由自在に可能となることを目指している。●デザインドローイング技法空間デザインの作品表現に関わる基本的な知識と技術を学ぶ。設計課題やデザインコンペの作品制作に関わるプレゼンテーションについて、事例研究と実践的試行を通じて修得する。コンセプト表現や図面ドローイング、スケッチ、模型表現等基礎的な技法を修得するとともにその表現の可能性を理解し、説得力のあるコミュニケーションを実現する、作品表現に適した豊かな表現力を身につけることを目標とする。●フォトグラフィックスデザインのためのフォトグラフィック技法の理解を目的とした基礎的演習である。授業作品等具体物の撮影やポートフォリオ、プレゼンテーションパネルに使用する写真等、デザインプロセスのための写真撮影を中心に撮影技法を習得する。デジタルカメラ、フィルムカメラで撮影したデータを、デザインに使用するための写真加工ソフトで加工・調整し、グラフィック編集に適した加工を体験する。これらのテクニックを習得するために作品制作を行う。●表現技法Ⅰすべてのデザインの基礎となる、造形表現に不可欠な観察力と描写力を身につけるための実習を行う。これにより、日常生活で触れる対象に対しての、ものの見方を変えるための「気づき」を体得する。具体的に目にするモノを、手描きで正確に表現できるようになるために、自然なパースを理解するための観察描写を繰り返して行う。基礎的な図面からの描き起こしスケッチ等も●表現技法Ⅱ造形の三要素(形・色・質感)を用いて「かたち」を視覚化する平面構成に取り組み、グラフィックデザインの基礎概念を学ぶとともに、デザインの基本となる色彩、タイポグラフィ、エディトリアルなど様々な課題制作を通じて、2次元の世界で表現法であるモノや空間の見方、捉え方を習得する。それにより、文字や色彩などの要素からなる内容が、様々なメディアに定着され、見られ読まれることによって成立するグラフィックデザイン分野の役割を理解する。●表現技法Ⅲデザイン検討やプレゼンテーションにおいて必要なデジタルツールを用いた立体の2次元表現を学ぶ。コンピュータ上で行うデジタルスケッチをはじめとし、手描きスケッチ・写真・CGレンダリング等の加工技術を学び、デザイン開発ステージやプレゼンテーションの目的に合わせた様々な表現技法を習得する。●描画表現現代のデザインに関わる領域は多岐にわたるが、基本には常に造形表現というものがある。デザイナーが心地よいフォルム、美しい形を作り提案することが大きな責務である。そのもとには美しく的確な描写と、造形表現力が欠かせない。観察したことのないものを表現することはできないし、その造形を考察することもできない。そのために観察から描画へ、描画から表現、表現から造形へと磨きをかけるステップを実践する。●立体造形Ⅰデザイン・建築などあらゆる分野で必要とされる、基本的な立体造形力を身につけるため、立体構成の基礎を学ぶ授業。立体造形感覚を養うため、表現方法や扱い方が異なるいくつかの素材を用いて、カービングやモデリングなどその素材に合ったアプローチの仕方を模索しながら立体作品を制作する。実際の制作を通し、平面表現とは異なる立体としての形の緊張感とバランス感覚、視点の移動による立体の見え方の変化、素材による特性、表現の多様性や展開力の重要性などを学ぶ。●立体造形Ⅱ木材や金属、プラスティックなどの実材を用い、デザインに必要な素材の持つ特性を理解することを主眼に立体的な課題創作を行う。実際にデザインの世界で形ある実在の製品を制作するにはマテリアル(素材)の選択がとても重要な問題である。自ら実材を使い素材の特性を活かしたデザインを考え、自ら工夫して物を制作する作業を行い、そのプロセスを通して、その特性、加工法、組み立て法などを理解し、今後のデザインワークの知識、経験として基礎力を習得する。●空間演出計画Ⅰ身の回りの基本的な空間把握に大きな影響を及ぼす視覚、聴覚のテクノロジーを理解していく。様々な目的に合わせて、空間を演出しようとする時には、色彩・照明・音響が重要な要素となるが、かたちや姿のない空間の要素を計画していくことは方法論や独特の指標、計画の知識がなければ解けない場面がある。これらについて体験し、頭に思い浮かべた造形を、正確に紙に描けるようになることを学ぶ。の特性を学び、空間演出の基本的な知識を習得する。さらに、具体的な空間演出事例を知り、空間演出の考え方と手法の基礎を学ぶ。ユニバーサルデザイン●空間演出演習Ⅰ空間演出計画Ⅰで学んだ基本的な知識・考え方・手法に基づいて身近な空間を題材に実践していく。色・光・音をテーマにして、実際に空間演出を目的とした作品を制作し、作品発表を行う。発表では空間演出独特の表現技法を学ぶ。実際に計画を行うことで論理的であった要素の感覚を体験し、今後のさまざまなプロジェクトで空間演出を検討していく意識を身につける。色・光・音の各テーマごとに専門の教員が指導にあたる。●ユニバーサル/インクルーシブデザイン概論すべての人が住みやすい社会をつくるには、一般には多数派とされている健康な成人だけでなく、子どもや高齢者、そして障害者を含めた多様な人の存在を意識しなければならない。どんなに異質であっても社会的な活動から排除されないようにすること、これは世界的な合意であり、また教育から就労、そしてレジャーなどの活動に至るまで、あらゆる場面で保障されなければならない人間としての権利である。それをできるだけ特殊解でなく一般解として実現すべく、製品から構築環境、そしてサービスなどのソフトな仕組みに至るまで、あらゆるもののあり方を考える。●生体機能論できるだけ多くの人にとってより良いモノや空間をデザインするためには人間の差異や変化について幅広い知識を持ち、人間の持つ種々の特性について理解を深める必要がある。この授業では人間工学や人類学の観点から人間の形態的特徴、感覚・知覚の特性、それらの環境に応じた変化、加齢による変化、各地域における差異等の既存データや知見をもとに、様々なデザイン活動において必要とされる見識を深め、ユニバーサルデザインへつながる考え方を養う。●ユニバーサルデザインⅠ能力や年齢・文化・性別などの違いを超え全ての人に適合させることが可能な製品・サービス・環境を目指すユニバーサルデザインの理念を実現するために必要な考え方や、どのようなことについて配慮をすればよいのかを学び、具体的に進めるためのプロセス・手法を実践的に習得する。演習においては日常生活における人・もの・空間などの事例を捉えて、様々な特性を持つ人の視点に立って調査・検証を行い、問題を発見し、課題解決に向けた考察、提案を行う。●ユニバーサルデザインⅡ異なる特性を持つユーザーを想像や表面的に理解するのではなく、デザインの対象者としてチームメンバーに迎えるユーザー参加型演習を行う。行動を共にして生活の一部を観察する中から、対象者の行動や身体の特性の理解、気持ちの共有、課題や潜在的なニーズの発見から、解決策となるデザインを考え提案を行う。演習を通じて、全てのデザインの基本となるユーザー観察・分析の手法、人間中心デザインのプロセス、ユニバーサルデザインの解決手法について体得する。 文化政策学科 芸術文化学科 デザイン学科 文化・芸術研究センター キャリアサポート
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