静岡文化芸術大学 大学案内 2024
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もっと!SUAC国際交流/多文化・多言語教育研究センターキャンパスライフ/支援制度/入試情報 国際文化学科 大学院カリキュラムインフォメーション16の質問SUAC_128●デジタルコンテンツ演習インタラクティブな表現を学び、アニメーションやゲーム、Webサイトデザイン構築のための技術の理解を深める演習である。アニメーション技術、ゲーム制作技術、インタラクティブな表現を実現するスクリプト制御等を習得することで、さらに高度なインタラクションの実現を目指し、インスタレーション制作のためのコンセプトワーク、アイデア具現化のプロセスも並行して理解・考察していく。●インタラクションデザイン新しい製品・サービスの開発や、新しいエクスペリエンスを生み出す上で、重要な要素となるインタラクションをデザインする能力の育成を目標とする。インタラクションデザインを構成する諸要素を体験的に学習して基礎的な知識を得るとともに、インタラクションデザインを効果的に用いるアート形態の一つである「メディアアート」について学習することで応用力を身につける。インタラクションデザインの要素を含む、新しいプロダクト、新しい空間演出、新しい広告宣伝形態等を手がけることのできる人材を育成する。●インタラクティブプロダクト演習本科目は、基礎演習の延長線上に位置する科目として、電気回路、プログラミング、メカトロニクス、デジタルファブリケーション、ユーザインタフェース等に関する基本的な知識を学習する。また、これらの学習した知識を活用して、インタラクティブな要素を持つ具体的な工作やサービス等について、学生が自ら、企画、設計、製作、評価、ドキュメンテーション等の作業を行うことで、インタラクティブなシステムを構築する能力を体得的に身につける。●インテリアデザイン論私たちの生活の周囲をかたちづくる空間としての環境や「住まいの道具」を対象として、その意味・役割を知り、素材や製法などのデザインの基本作法を考えていく。インテリア計画に必要な法的知識や人間工学を学び、最新事例からトレンドを研究したり、実例をもとにさまざまなトレンドや設計の勘どころを理解していく。ここでは必然として生じた歴史と流行を系統立てて身につけ、常に時代に影響されてきた空間デザインの姿を知る。●エンターテイメントデザイン五感を刺激するエンターテイメントシステムを題材に、未来のコミュニケーションメディアのあり方を考察する講義と演習で構成する。メディア・アート、映像産業・ゲーム業界、そして広告の現場で展開する、ゲーム、Web、映像、マンガなどのエンターテインメントシステムの最新事例を題材に、自分で実現するためのフローチャート、シナリオ、コンテ等を制作し、実践していく。実現するためのツールの開拓も含めて、その表現技術の可能性を探り、自由でオリジナルな発想でアイデア・コンセプトを考察する。●キネマテクス動きを伴う玩具やゲームマシン、ロボットなど物理的な動きが必要となるプロダクトデザインやインタラクションデザインでの表現手法として、メカニズムの基礎を修得することを目的とする。教材とテキストを併用した体験学習を通じて、リンク機構やカム、歯車などさまざまなメカニカルな●グラフィックデザイン演習A授業の前半では、グラフィックデザインの基礎についての理解の深化を目的に、デジタル媒体に向けたコンピュータを活用した表現方法について、形と色を用いたイメージを視覚伝達方法を学ぶ。授業の後半では、ショップで扱うブランドのトータルイメージの表現・演出をテーマとして、人々の印象に残る店づくりを、基本と実用の両面から、市場調査を含め視覚伝達を基盤とするパッケージデザイン、CI・VIデザイン等トータルデザインのプランニングや課題制作による応用的手法を学ぶ。●グラフィックデザイン演習Bグラフィックデザインについて、漠然と表現するのではなく、「何のために」「誰に」「何を」伝えるかというデザイン本来の目的性を踏まえた学習を第一義とする。「ビジュアル・セルフプロモーション」をテーマに、自分を知らない第三者に自分を伝えるグラフィックツールづくりを課題とする。文字、レイアウト等の基礎的演習後、「自分」を表すシンボルマークとそれを展開したステーショナリー類と自己紹介のためのリーフレットを制作する。手書きでのイメージ展開過程を重視し、客観性を持った表現力と考察力を修得する。●グラフィックデザイン演習Cブックデザインを通して、調べる→考える→つくる→伝える、というデザインのプロセスを体感するとともに、企画とアイデア出し、編集、イラストレーションづくり、文字組みとレイアウト、印刷、製本など、グラフィックデザインに必要な基礎力を身につける。優れたブックデザインから色・かたち・コンテクスト・構造・物語・ユーモアなどを学び、自ら編集およびデザインを行うことで、さまざまな局面に応用できる構成力を養う。●グラフィックデザイン概論グラフィックデザインの歴史的な背景や構成要素である造形や概念を踏まえ、具体的な事例を通してCI・VI・パッケージ・エディトリアルなど各専門領域の果たすべき役割や最近のデザイン動向について概説し、紹介する。学生自身がそれらをヒントにして、グラフィックデザインによって視覚化された数多くの情報を理解できるようになることで、多様なメディアに向けた様々なデザイン活動への取り組みに応用できる力を身につける。●ゲーム・遊びのデザイン人類は、長い歴史の中で多くの「ゲーム」、「遊び」を発明し、改良してきた。それらは素朴な子どもの遊びから、高度な技能や知恵を駆使する洗練された娯楽や、国家間で競われるスポーツまで多種多様である。特に現代においては、携帯端末を含むコンピュータやネットワークによって実現される新しいタイプのゲームが定着し、大きなビジネスを形成している。これらの多様なゲームについて、ルール、デザイン、歴史、社会への影響等について学習するとともに、ゲームに関連する数理的な要素にも触れることにより、ゲーム自体をデザインする能力のみならず、ゲーム性や遊びの要素を様々なプロダクトやサービスを魅力的にするために活かすことのできるデザイン能力を身につける。動きの特徴と動力伝達の仕組みを理解することにより、デザイン対象物を自由自在に運動表現できる知識の修得と思考力を養う。●コミュニケーションプロダクツIT化により急速に進んだテクノロジーをどのようにして人間生活の充実に役立てるのか、そのニーズ開発が重要である。すでに技術は消費者のニーズを超えている部分も多く、現在の延長線方向の技術開発では魅力的な製品を生み出すことが難しい。デザイナーには、人間の願望を見直し、隠れている要求を発見する力が求められている。人とモノのコミュニケーション、人と人のモノを通してのコミュニケーションを考えることにより洞察を深める。●サウンドデザイン人間の「聴覚」について学び、マルチメディアの重要な要素であるサウンドメディアの理解と活用を目指す。具体的には、(1)音響学と「聴覚」とディジタルオーディオの基礎の理解、(2)サウンド・プログラミング環境を活用したサウンドの編集/操作、(3)サウンド・プログラミング環境を活用したアニメーションの自動生成、(4)音楽編集/制作ソフトの効果的な活用、(5)音楽演奏情報MIDIやインターネットや映像メディアとの結びつき、などを学ぶ。●スペースインタラクション演習パブリックデザイン、商業環境デザイン、情報デザイン、パブリックアートなどにおけるインタラクションの事例から、公共と個人、ICTと空間、場所とメディア、都市と芸術などの相互作用を考察し、フィールドワークによって地域の課題を発見した上で、複数のデザイン領域(空間、メディア、プロダクト、エクスペリエンスなど)が融合した解決案をデザイン提案する。中間でのクリティックを含めて提案に対する講評を十分に行い、提案と評価の相互作用も活性化させる。●デザインコンセプト論 デザイン作業の中でコンセプトの立案は特に重要である。デザインの目的・意味を確認し、独りよがりではなく、人々に貢献するコンセプトをどうやって生み出すのか、その考え方を学ぶ。また、発想・アイデア展開については感覚的に行われる場合が多い。この授業ではアイデア展開について、科学的な側面からの考察に基づいた様々な手法を体験学習する。思いつきを待つのではなく、意図的に要求に応えるコンセプトを生み出す手法を学ぶ。●フィッティングデザイン使用者が個々に持つ身体的特性や心理的特性に道具や空間のデザインをより適合させるため、多数の使用者を想定するのではなく個人の使用を想定するというフィッティングデザインの概念や実現するための手法について学ぶ。既存製品を例にフィッティングデザインとユニバーサルデザインの概念の違いおよび共通する部分について理解を深め、さらに個々の特性・状況を捉えるための人体寸法、姿勢・動作、心理反応、生理反応等のデータ取得方法について習得した上で、それらのデータをデザインに活かすための対応手法について学ぶ。 文化政策学科 芸術文化学科 デザイン学科 文化・芸術研究センター キャリアサポート

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