もっと!SUAC国際交流/多文化・多言語教育研究センターキャンパスライフ/支援制度/入試情報 デザイン学科 大学院カリキュラムインフォメーション16の質問SUAC_130取り扱い、建築環境的側面から建築・デザインの知識・技術を学ぶ。光・色・熱・空気・水・太陽・風・音などの人間生活を取り巻く自然環境と建築環境とを融合させた設計・デザイン手法、パッシブデザイン・再生可能エネルギー・燃料電池などの省エネ・創エネ・蓄エネの観点から環境に配慮した設計・デザイン手法を習得する。●空間・住居論住まうこととは…古代より現代に至る空間概念の系譜をたどりながら、住まうことと、空間のありようについて考察してゆく。このような視点に立ち空間について学習・考察することによって、これから切り開くべき新たな空間の可能性を模索する。住居は建築家にとって入門であり、終生の課題とも言われる。住まうことの本質を問い、現在のありようを問い、そしてこれからの時代は何を求めているのかを学習してゆく。●空間計画建築の計画・設計に必要な基礎的知識について、次の3点を主な内容として学ぶ。まず気候や地形などが、そこに成立する都市や建築におよぼす影響や、計画上注意すべき点を確認する。次に計画と設計のプロセスについて、空間の形態と機能、寸法と規模の関係といった観点を含めて学ぶ。そして、空間形成のエレメントの設計について、人間の知覚と行動の特性も交えて、具体的事例を通して紹介する。●空間演出計画Ⅱ空間演出計画Ⅰで学んだ、初源的な空間構成要素である色・光・音の空間演出計画をもとにして、住宅やパブリックスペース、商環境、店舗内空間のディスプレイを考えていく。また作庭・緑について基本的な知識を習得する。日々進化を遂げる空間演出の先端を具体的な事例をもとに解説し、その考え方と手法を学ぶ。インタラクティブな演出や映像、水、匂い、グリーンなど五感で感じる空間のあらゆる演出を学び、演習に活かせる知識を習得していく。●空間演出演習Ⅱ空間演出計画Ⅱで学んだ知識・考え方・手法に基づいて、空間演出のデザイン演習をする。高度な演出技術を検討し、美しさのメカニズムや演出効果にこだわって新しい空間表現や他分野に通じる先端的空間表現とエクスペリエンスな演出に挑戦していく。コンセプトを表現するための演出を追求し、日進月歩の技法を研究していくこと、提案時には伝えることが困難な演出をいかに表現するかというプレゼンテーションについても議論していく。●建築デザイン論建築デザインの実現にかかわる様々な要素、技術およびそれらの背景となる思想について学び、建築デザインの理解や設計に活かすことを目的とする。近代から現代を中心とした具体的な建築物の事例を周辺環境とのかかわりや構造形式、機能との関係など、多様な視点からの分析によって学習することを通じて建築デザインへの理解を深めるとともに、建築を設計する際に考えるべき課題とそれらを具体的に空間に反映する方法・手法について学ぶ。●世界建築史私たち人類が日常生活を送ってきた都市・集落には様々な形式を持つ建築が存在してきた。ランドスケープ・都市・集落・広場・公園・街路・建築・インテリアなど大小の規模を持つ空間を対象に、古代から現代に至る世界の多彩な空間造形の歴史を俯瞰する講義である。受講者はある建築形式がいつどのようにして生まれ、使われてきたか、また各時代の背景となる社会的、地域的条件との関係などを探究し、現代社会における意義を考察する。●建築設計演習Ⅰ基礎演習DⅡでの体験を展開して、より多様な用途の建築の設計に取り組む。演習は前半と後半から構成されており、前半は個人で進める課題として、設定した複数の用途の中から一つを決定して、単体の建築物を設計し、後半ではそれらをまとめてグループで一つの複合用途の建物として再構成してデザインを行う点に特色がある。建築の用途として、不特定多数の人が訪れる施設を設定することによって、それらに必要な諸室の配置についても学ぶ。●建築法規建築基準法および関連法規について、必要な基礎的知識を学習するとともに、建築士として備えるべき社会的役割と責任を理解することを目的とする。将来一級建築士取得を目指し、建築設計や監理の建築活動に携わる者にとって必要な知識である建築基準法ならびにその関連法規等を身につけるとともに、我が国の建築行政と建築関連法規の体系とその背景を把握することにより、建築士として備えるべき社会的責任を理解し、実社会で活躍する人材を育成する。●構造計画Ⅰ空間設計の基礎知識として、構造物の構成法や骨組みの特性を理解し、デザインの表現手法としての構造計画を学ぶ。木構造・鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造やハイブリッド構造等の構造種別の骨組み構成を視覚的に捉え、デザインと構造計画が密接に関係していることを理解する。また、教材として多くの著名な建築物を構造的視点で見ることによって、デザインと構造の関係性を理解し、時には実際の現場を訪問・観察することでさらに理解を深める。●構造計画Ⅱ先端的な建築物の実例を通して、デザインと構造計画の関係性がいかに重要か理解を深める。ロングスパン構造・超高層・免震構造・制振構造といった先端的な技術の仕組みを理解し、設備計画と合わせたエンジニアリングの重要性を学ぶ。また、近未来の地震・津波による大規模災害に備えるため、地震のメカニズムを知り、先端技術の有効性を学ぶ。さらに、全体とディテールの安全性を考えたデザインをすることが、デザイナーとしての責務であることを学ぶ。●構造力学Ⅰ建築物や工作物・道具などの設計に必要な、デザインのための構造力学の基礎を学ぶ。なかでも建築デザインにとって、力の流れを直観的に感じ取る構造的なセンスは欠かすことができない。集中荷重や等分布荷重等の簡単な荷重に対する片持ち梁・単純梁・トラスなどの基本的な静定構造物の応力を算定し、安定・不安定や形体・サイズ、あるいは力の釣り合いなどの直観力を養う。また、形態と力学的要素の関係を、多くの実際の構造物を見ることで理解する。●構造力学Ⅱ建築構造物の大部分は、力の釣り合いのみで応力を求めることができない不静定構造物である。構造力学Ⅰで学んだ静定構造物は直観で力の流れを捉えることができるが、複雑な形態を持つ実際の建築物を力学的に直観で捉えることは難しい。まず、外力に対するフレームの力の流れを実感するために、外力によって構造物がどのように変形するか視覚的に理解する。そして、たわみ角法や固定法の原理を学び、手計算によって応力を求めることで不静定構造物の力の流れに対する感覚を養う。●建築材料建築を構成する、木材・石・煉瓦・コンクリート・鉄・アルミニウム・ガラス等のさまざまな建築材料の基本的な性質を学ぶ。建築空間を適切に構成するためには、各種素材の特徴を知りその性質を活かす必要がある。そのためには、材料の物理的特性を理解しなければならない。「鉄筋コンクリート構造」等、素材の長所の組み合わせによって特徴ある空間が構成されることを知り、さらに素材の視覚的な特徴、肌ざわりなどの特性とその効果的な利用方法について学ぶ。●施工計画設計図に表現された建築物が、どのような手順で施工されていくか、工程図・準備工事・仮設工事・土工事・基礎工事・躯体工事・仕上げ工事等基礎的な知識を習得する。施工プロセスにおける施工計画の重要性や施工管理の方法、施工技術の概要を学ぶ。代表的な工事種別である「鉄筋コンクリート工事」および「鉄骨工事」の品質管理・工程管理・安全管理等の概要や施工技術、さらに建物保全と長寿命化、環境配慮、引き渡しとアフターケアについても横断的に学修する。●商品戦略論消費社会の変遷や現在の諸特性について理解を深めるとともに、生産から流通、小売りに至る商品流通の基本的な仕組みなどを概観する。デザインオリエンテッドな新商品企画、商品リサーチや市場分析の基本的手法や企業のブランド戦略、デザインマーケティング、セールスプロモーションの実際を、大手企業や中小企業、生活用品や業務機器等のケーススタディなどを通じて学んでいく。国内産業を中心に扱うが、欧米市場やアジア諸国への展開も視野に入れていく。●設備設計低炭素な社会づくりとサスティナブル建築の実現に向けた省資源・省エネルギー化を図る最先端の技術・システムを理解し、建築・デザインの立場から快適な環境を創造するための建築設備の知識・技術・設計手法を学ぶ。建築における意匠・構造・設備との関わりから建築設備の役割と責任を学び、給排水衛生設備・空調換気設備・電気設備における基礎知識や設計・デザイン手法、ならびに建築設備における実務や建物の運用管理まで幅広い知識と技術を習得する。 国際文化学科 文化政策学科 芸術文化学科 文化・芸術研究センター キャリアサポート
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