静岡文化芸術大学 大学案内 2024
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いつか故郷の街や人々を文化芸術で元気にしたい。学びとともに、育んだ夢デザインの力でもっと豊かに。お客様が笑顔になるクルマを届けたいSUAC_017故郷の青森県八戸市は文化によるまちづくりが盛んで、高校時代から地方都市における文化芸術の振興に関心を持ち、文化政策やアートマネジメントが学べるSUACへ。大学1年の頃から現在の職場、穂の国とよはし芸術劇場に通い、様々な事業に参加する中で、文化芸術の持つ力を地域や社会へどう活かすかを考え実行する劇場の方針に惹かれ、就職を決めました。現在は劇場の企画制作スタッフとして、事業の企画・運営やチケットの販売、広報などを行っています。在学中、演劇ワークショップに興味があると先生に伝えたのがきっかけで、自分が提案した企画を授業で実現させることに。参加した友人からフィードバックも得られ、企画の意義について深く考える機会にもなり、現在の仕事でもこの経験が活きています。豊橋に移り住んで4年目、まだ出会ったことのない人たちへ文化芸術の持つ力をどう届けるかを考え、地域課題解決のために事業を実施することが目標です。将来は地元に帰り、文化芸術で人々が繋がりあえるよう力を注ぎたいです。加賀茅捺さん 文化政策学部 芸術文化学科 2018年度卒業公益財団法人豊橋文化振興財団 穂の国とよはし芸術劇場 事業制作部クルマのもつ雰囲気を色や素材、質感で表現するCMF デザイナーという職業を知ったのは、大学2年の時。インターンシップで車のデザインの世界に飛び込み、色が好き、テキスタイルが好き、世界観を作り込むのが好きという、自分の趣味が仕事にできるとわかり、深く勉強してみたいと思ったことが始まりです。新型シエンタのモデルチェンジでは、新発表のボディカラーや、室内シートに施したソファーのようなパイピングが推しポイントで、お客様から好評で嬉しく思っています。学生時代は、「デザインの力で何かを変えたい」という思いを軸にグラフィックをベースに幅広くデザインを学び、イベント企画やモノづくりにも挑戦しながら、様々な形でアウトプットを重ねてきました。今は自分とお客様がつながる「クルマ」というアイテムのデザインを通して、お客様が笑顔になるクルマを届けたいと思っています。自ら発信すれば、チャンスも環境も恵まれているSUACで、様々なジャンルの先生や学生との出会い、可能性を広げながら、とことんチャレンジしてください。 ※CMFとは(色Color、素材Material、仕上げFinish)荒田海優さん デザイン学部 生産造形学科 2017年度卒業トヨタ自動車東日本株式会社 デザイン部 カラーマネジメントグループCMFデザイナー※SUACSUAC

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