静岡文化芸術大学 大学案内 2024
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FacuDesign/Departlty of ment of Designデザイン学部/デザイン学科デザインコンセプト論佐藤聖徳 教授 プロダクトデザイン羽田隆志 教授 プロダクトデザイン/魅力工学ものづくりのシステム高山靖子 教授 プロダクト・サービスデザイン服部守悦 教授 トランスポーテーションデザイン/プロダクトデザインプロダクトデザイン演習Ⅰ・Ⅱa永山広樹 教授 プロダクトデザイン/クラフトデザイン佐井国夫 特任教授 グラフィックデザイン デザイン作業において、形や色を決めることの他に、特に重要と思われることがコンセプトの立案です。この授業では人々に貢献するコンセプトを生み出すための考え方、アイデアを生み出すための各種の発想法、複数のアイデア同士を比較し客観的な選択をするための解析法を、実習を交えて身につけます。生活者の視点を軸に、実作的な方法により、心豊かな暮らしにつながるプロダクトデザインを探求・提案できる人材を養成していきます。社会生活に欠かせない「もの」の意味や価値を「ものづくり」という視点で、プロセスや取り組み方などを多角的に考察し学習します。大企業のみならず、中小も含めた産業の成り立ち、あり方などを、歴史的な変遷をたどり、どのような流れになっているのかを知ることと同時に、ものづくりへの意思や意図をいかに貫徹させて人々に届けるのかなどを考えます。インの本質を学ぶことが大切です。さらに、これらを包括して新たな発見や提案を具現化する表現力と造形力、わかりやすくプレゼンテーションできるコミュニケーション能力も必要です。プロダクト領域は、学生の皆さんに、各種工房を活用してものづくりができる環境と、ユニバーサルデザイン・人間工学・ライフスタイル・マーケティング・マネジメントなどの視点から、多様な授業・演習や様々な活動を通してデザインを考える機会を提供し、社会・産業界で活躍する人材を輩出します。プロダクトデザインにおけるデザイン開発の基本プロセスについて市場調査、コンセプト開発、アイデア展開、およびモデル製作からプレゼンテーションに至る一連のプロセスと、そのために必要な知識とスキルを体験学習し、コンセプトをデザインに表現する可視化力と表現力を身につけます。演習では小型の道具から、乗り物、設備的なモノまで取り組みます。SUAC_053■担当教員…羽田隆志 教授 ■開講年次…2年次前期■担当教員…服部守悦 教授■開講年次…2年次後期■担当教員…高山靖子 教授■開講年次…2年次前期、後期プロダクト領域の教育ポリシープロダクトデザインとは、より良い社会・心豊かな暮らしのために人々の生活と環境を見据えて、新しい、魅力ある価値を持ったモノやコトを創出し、産業を通して具現化することです。環境問題・少子高齢化・技術の進歩など変化の激しい現代社会において、デザインを学ぶ者には、世界を見渡す視野と時代の要請に対する敏感さが求められます。一方、人とモノの関係性や、社会と生活の基本となる価値観は普遍的なものであり、心の機微を捉える感性を持って、変わることのないデザ開講科目例専門教員・研究分野

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