FacuDesign/Departlty of ment of Designデザイン学部/デザイン学科日本伝統建築藤井尚子 教授 テキスタイルデザイン/染色 荒川朋子 准教授 テキスタイル/繊維造形 新妻淳子 准教授 日本伝統建築 小田伊織 講師 木工芸/漆芸木のデザイン■担当教員…新妻淳子 准教授■開講年次…1年次前期日本の伝統建築は、歴史や文化を背景に様式を確立し、継承されてきました。建築様式と技術の歴史、建築を構成する材料や道具についても学びます。文化財政策史や保存・活用について理解を深め、静岡県の文化資産である伝統建築のあり方も考えます。伝統的な建築・工芸についての知識と基本技能を修得し、現代社会と呼応しうる新たなデザインを生み出す人材を養成していきます。テキスタイル概論■担当教員…藤井尚子 教授■開講年次…1年次後期人類は太古の誕生間もない頃から自然界にある繊維をまとい、やがて自ら織り、染めることで生活を快適に、美しいものにしてきました。本講義では、そのような人と繊維の関係に関する歴史、文化、技術、産業の変遷を通してテキスタイルに対する理解を深めます。素材加工演習a・b、匠造形演習■担当教員…各教員■開講年次…2年次前・後期素材加工演習では、多様な素材と技法の学びからその特性を活かした作品を制作します。匠造形演習ではさらに専門的になり、道具や材料への理解を深める演習を踏まえ、作品を制作し造形芸術への視野を広めます。■担当教員…小田伊織 講師■開講年次…2年次後期今、私たちの生活は、食器や家具、住居空間に至るまで、多くの木材製品に支えられています。本講義では、身近な素材である「木」について、素材や技法的な観点、木製品のデザインの関係性など、木とモノとの関わり合いについて学びます。SUAC_061伝統建築日本の伝統建築は、歴史、文化を背景に優れた技術・意匠・美術・工芸等からなっています。名建築に直に触れ、日本の木造建築の基本や意匠を理解し、未来に誇れる建築やデザインを提案すると同時に、日本のものづくり文化を継承・発展させます。※建築士受験資格を得ることができます(所定の単位を取得した場合)。木工/漆緑豊かな日本では、古くから木という身近な素材の恩恵を受けて生活をしてきました。多様な木工芸技術と共に、日本固有の漆芸技術を学ぶことで、新たなデザインと伝統価値を創造します。金工古来より人の営みと金属は切り離せない関係にあります。金属を扱うために工夫・研究されてきた多様な技術・技法を学び、その知識と経験をもとに新たな金属造形の方向性を提案します。テキスタイル(染・織)日本の“染”と“織”の技法の豊かさは、美術工芸や伝統産業において、また各時代の美意識によって、洗練され培われてきました。こうした“染”と“織”の魅力を追究するとともに、今日のファッションやインテリアなど幅広いデザイン分野に閃きをもたらす魅力的なテキスタイルデザインを提案します。開講科目例専門教員・研究分野
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