静岡文化芸術大学 大学案内 2024
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もっと!SUAC 大学院国際交流/多文化・多言語教育研究センターキャンパスライフ/支援制度/入試情報カリキュラムインフォメーション匠領域 4年 鹿児島県立武岡台高校出身●動物園(染、編み物)触れることで湧く感情に耳を傾けるきっかけを提供したいと考え、触れたくなる様々な素材を染色し編み込んだ。2022年度卒浜松学芸高校出身プロダクトデザインに興味があり本学科へ進学。2年次に匠造形演習で陶芸に初めて取り組み、手で土に触れる感触や、形を作り出していくことが楽しく、匠領域に進みました。私たちの学年が匠領域の一期生で、陶芸は専攻になかったのですが、木工芸・漆芸の先生が対応してくださり、ろくろや手びねりの技法や釉薬の扱い方、焼成方法などの基礎を身につけることができました。設備を自由に使えるのもSUACの魅力で、自分の工房のように使わせてもらえたことに感謝です。●水滴「雫」(陶芸)「器と内容物の関係」というテーマを水滴という、「器と中身である水」が入れ替わる器で思考し、制作。粂田萌衣2022年度卒●折って、重ねて、折って、(鋳金)ひとつひとつ折った鶴を鋳造し形として留める。この作品には制作期間における私の数多の記憶が詰まっている。中村優里2022年度卒常葉大学附属菊川高校出身青森県立八戸東高校出身●作品名/桜島 火山灰釉 (アップサイクルデザイン)鹿児島県の桜島の火山灰を活用した釉薬を作りました。桜島の持つ「ぬくもり」と「力強さ」を釉調で表現しました。卒業制作では、故郷の鹿児島県・桜島の火山灰を活用した釉薬を研究。桜島から連想するやさしさやぬくもり、力強さを表現する作品に仕上げました。大学では実用性を考慮したデザインを追求してきましたが、卒業後は陶芸家の助手となり、さらなる技術や知識を吸収し、作品づくりの幅を広げたいと思っています。大学に入るまで興味のなかった陶芸に出会い、好きなことをやり続け、専門性も磨けた4年間。まだ知らない「楽しい」が見つかるSUACでチャレンジしてください。●咲きそめ(染)咲き乱れる梅の花をモチーフに、オーガンジーを用いて花びらの透け感や光と影を表現した絞り染めの作品。●空木(木工、漆)木地の木目と加飾の漆を組み合わせたコンソールテーブル。漆は青・黄・白を混色した色漆を使用し、そこに白色の漆で墨流しを行うことで空を表現した。2022年度卒三重県立津西高校出身愛知県立豊橋東高校出身※学生の学年表記は取材時(2022年度)のものです。SUAC_062 国際文化学科 文化政策学科 芸術文化学科16の質問 文化・芸術研究センター キャリアサポート デザイン学科小林遥伽上田真由佳藤城彩華2022年度卒卒業制作作品紹介在学生の声陶芸に出会い、土と向き合い続けて見つけた、自分だけの表現有安勇翔 ARIYASU Yuto

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